手ブレ補正も!距離計の機能はここまできた
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/11/1号
2016/10/24更新

手ブレ補正も!
距離計の機能はここまできた

 スコアアップの必需品として、プロや上級者はもちろん、一般ゴルファーにも普及が進む距離測定器。最新モデル事情をチェック。

ニコンのクールショット80 VR(左)とショットナビのネオ2ライト

 距離測定器は、大きくレーザー距離計とGPSナビに分かれる。ニコンが今月発売した「クールショット80iVR」は前者で、世界で初めて光学式VR(手ブレ補正)機能をゴルフ用レーザー距離計に搭載。ピンまでの距離を測る場合、細いピンフラッグに照準を合わせるのはひと苦労だったが、測りやすさが大幅に向上している。

 また、ピンとその奥の林が重なり合っていても、ピンまでの距離を優先表示。ファインダー内にサインが点灯し、確実にピンまでの距離を測定したことがわかる。

 同じくレーザー系で、ブッシュネルの「ピンシーカースロープツアーV4ジョルト」(阪神交易)は159グラムの軽量タイプ。ピンなど細い目標物を測るときは、本体が振動して測定完了を知らせる。

 GPS系では、トーナメント中継でもおなじみの「ショットナビ」(テクタイト)。5月発売の「ネオ2ライト」は、現在地から見たグリーンの形状、手前・奥までの距離を表示する「グリーンビュー」が特徴だ。機能を絞り、税込みで1万円を切るリーズナブルさもうれしい。

 「イーグルビジョンezプラス2」(朝日ゴルフ用品)は、受信できる衛星の数が大幅に増え、距離表示がより高精度になった。また、ボタンを押すと音声でもグリーンまでの距離を案内してくれる。

 いずれも、コースの高低差を加味して"実際に打つべき距離"を表示する機能つき。これで悩ましいクラブ選びも解消。ただし、その距離がちゃんと打てるかは別問題ではあるが……。

 
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