豪州では対策に警備員も!それぞれのポケモン事情
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/09/13号
2016/09/06更新

豪州では対策に警備員も!
それぞれのポケモン事情

 スマホ向けのゲームアプリ「ポケモンGO」の国内配信が始まって1カ月余り。一時の熱狂的なブームほどではないが、街を歩けば、必ずといっていいほどプレー中の老若男女に出会う。また、歩くことで「タマゴが孵化する」など、ゴルフとの親和性もあり、ゴルファーにもプレーヤーが多い。そのため、ゴルフ周りではいろんな動きが見られる。

 先週、豪州のゴルフ情報サイトにこんな記事が載った。メルボルン郊外にあるグレンウェイブレイGCという市営パブリックコースでは、出現がレアなポケモンのひとつ「ヒトカゲ」が多数出現。すると、それを求めて大勢の「ポケモンGO」プレーヤーが昼夜を問わずコース内に侵入。一度に500人が歩き回ったこともあり、コースの至るところが損傷。やむなく警備員を雇い、常駐させることになった。

 国内からはこのような話は聞こえてこないが、白山ヴィレッジ(三重県)では、進入路のゲート前にポケストップ(ポケモンが出現しやすく、ゲームのアイテムが入手できるポイント)が設定されており、プレーヤーの姿をよく見かけるという。

 「誤ってコース内に入って来られるようなことがあれば対策をとらなければなりませんが、現状問題はありません」と静観。だが、さいたま市の某ゴルフ練習場はホームページの冒頭で「ポケモンが集まる場所になっておりますが、練習目的以外のご入場はお断りいたします」と警告するほど、迷惑をこうむるケースも。

 その一方で、以前に紹介した森永高滝CC(千葉県)はハウス内にポケストップを設定。ゴルファーが休憩時に遊ぶ様子が見られる。また、町田市のゴルフ練習場「ゴルフピア」ではホームページに「ポケモン出現情報」を掲載。同所に現れたポケモンを、そのレア度のランク付けとともに紹介。ポケモン人気をプロモーションに利用している。

 親和性があると言われるゴルフ。今後も、新たな「ポケモンGO」活用法が登場するかもしれない。

 
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