「木曜よね!?」貫録レクシーが日本の試合で仰天したギャラリー数
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/05/31号
2016/05/24更新

「木曜よね!?」貫録レクシーが
日本の試合で仰天したギャラリー数

 レクシー・トンプソンが初制覇を飾り話題を集めたサロンパスカップ(茨城GC東C)。ギャラリーは5月5日の祝日とはいえ1万958人を記録し、初日ギャラリー数としてツアー新記録。レクシーも「今日は木曜日なのに、なぜこんなにギャラリーが多いの?」と驚いたという。

レクシーの一挙手一投足に注目が集まった

 ギャラリー数で有名なのは米男子ツアーのフェニックスオープン。アリゾナ州フェニックスに「1週間で50万人のギャラリーが集まった」というような報道が恒例で、日本のファンからすると米ツアーはさぞやギャラリーが多いように思いがち。しかし、それは男子ツアーに限ってのこと。メジャーやソルハイムカップ(欧米対抗戦)以外の通常の女子ツアーでの試合は、意外なほど〝寂しい〟現状なのだ。

 アメリカでは地上波でテレビ中継される女子ツアーの試合は片手で数えられるほどしかない。USGAが主催する全米女子オープン以外の4つのメジャーのうち、2つが日本のスポンサー(ANA、リコー)であることがアメリカでの女子ツアーの人気を象徴しているといえるだろう。

 米女子ツアーで、もっともギャラリー数が多いのは、全米女子オープンで、昨年10年ぶりに最多ギャラリー数の記録を更新。1週間で13万4016人を記録した。米LPGAはギャラリー数を公表しないので、各試合の数字は不明だが、メジャーではない通常の試合なら1日3000人弱というのが一般的で冒頭のレクシーの驚きも納得。

 もっとも、日本なら基本的に駅からシャトルバスでギャラリーを運ぶが、アメリカの場合は駐車場からギャラリーを運ぶのが通常。つまり、駐車場が確保できないとギャラリー数も増やせないといった事情が大きいのだ。

 ちなみに、日本の男子ツアーは、サロンパスと同週に試合はなし。前週の中日クラウンズの初日である木曜のギャラリー数は2009人で、残念ながら低迷ぶりがギャラリー数に反映されている格好となった。

 
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