「一時は引退も考えた……」L・ドナルドのいま
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/02/02号
2016/01/26更新

「一時は引退も考えた……」
L・ドナルドのいま

 2011年にアメリカ・欧州の両ツアーでランキング首位の座に君臨したルーク・ドナルド。最近あまり名前を聞かないが……。

172センチとプロゴルファーとしては小柄ながら、2011年5月に世界ランク1位に、2012年のダンロップフェニックス優勝では日本のファンや選手に大きなインパクトを与えたルーク。なんと2015年の春に「一線から退こう」と考えるほどのスランプに悩まされていたという。昨季は5月のプレーヤーズ選手権まで10戦して予選落ちが5回。当時の状況を「ゴルフを楽しめなかった。トンネルの向こうに必ずある光を見つけることができずにいた」と、振り返る。どん底だったルークはスポーツ心理学のマイケル・ジェルベー博士に救いを求め「自分次第で、思考や気分までもが変わるという、いってしまえば単純なことを学んだんだ」。原点回帰が奏功し、その後、全米オープン、全英オープンの出場権を奪取していずれも予選通過。15年の欧州ツアーでは、ラスト2試合を5位、13位で終えるなどまずまず。現在(1月15日)、世界ランクは78位だが「数年前のレベルに戻る日も近いと確信している」。

あのキレキレアイアンのルークがまた見たい!

 
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