3部門でトップのゼクシオ。下半期ギアランキング
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2016/1/5・12号
2015/12/28更新

もっとも売れたのは「8」! 3部門でトップのゼクシオ。
下半期ギアランキング

 2015年下半期(7~11月)、もっとも売れたギアは? カテゴリー別売り上げランキングをチェック。

動向が注目される「ゼクシオ9」と「M1」

 ドライバー部門の1位は14年に発売された「ゼクシオ8」。「9」の発売を控え、下半期は秋口から値段が割引となったため売り上げを伸ばした。2位はブリヂストンスポーツの「JGR」。人気作だった前作「GR」を踏襲し、使用する宮里優作がツアー終盤の好成績につなげたように、扱いやすいモデルだ。大幅に値下げし、お得感のあるナイキ「VR-S コバート2.0」が9位と健闘している。

 フェアウェイウッドの1位は「ゼクシオ8」。マークダウンによって値頃感が出たため、複数の番手をまとめ買いするゴルファーも多い。飛びのFWでは代表的なメーカーといえるキャロウェイ(3位、4位、6位)とテーラーメイド(5位、7位、8位)が、それぞれ複数ランクイン。

 他の部門と異なり、比較的高額な現行モデルの人気が高いのがアイアン部門の特徴だ。発売されたばかりのタイトリスト「AP2 716」も8位にランクインしている。人気モデルの中でも「スリクソンZ545」(2位)、「スリクソンZ745」(6位)のような中上級者向けと4位のヤマハ「インプレスRMXUD + 2」のような飛距離系のアイアンに大別される。

 パターはオデッセイの人気は変わらず、今回も2~6位、8~10位と寡占状態だ。ラインナップが豊富で価格が手ごろなうえ、ツアープロも多く使用しているのが人気の理由。

 ボールの1位はブリヂストンスポーツの「ツアーステージ エクストラディスタンス」。廉価版ボールだが、値段の割に軟らかさと飛びに優れたコスパの高さから、この1、2年はとくに人気。2位の「ウォーバード」をはじめ、ボールに関しては値段重視の風潮が強まっているようだ。

 12月には「ゼクシオ9」が登場し、前作を上回る勢いでという。ゼクシオの人気に対抗するべく、本間の新ブランド「ビジール」など各社が2016年モデルを発表しつつあるのがこの時期だ。なかでもテーラーメイドの「M1」はプロの優勝など話題が先行したこともあり、ショップへの試打来店が急増し、購入につながっているという。

 
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