閉鎖決定のファイブエイトが営業延長。平日3800円のおトク価格に
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/12/29号
2015/12/22更新

閉鎖決定のファイブエイトが営業延長。
平日3800円のおトク価格に

 年内で閉鎖予定だったファイブエイトゴルフクラブ(栃木県・以下58GC)が、来年3月まで営業延長することが明らかになった。

 すでにクラブは解散、会員には預託金を返還、プレー継続を求める会員のニュー・セントアンドリュースCC・ジャパンへの移行も進み、1月からはパブリック運営となる。営業延長の事情について、同社の小森寿久社長によれば「メガソーラー業者さんとの約束で、12月いっぱいをめどにゴルフ場事業を整理し、用地をお貸しする予定でしたがどうも行政の手続きなどに時間がかかっているようです。土地を遊ばせておくのも……ということで3月まで延長し、存分楽しんでいただけるよう安価を設定しています」

 料金は1~2月が平日3800円、土日8800円、3月は平日4800~5800円、土日1万800円、1回の祝日は7800円(すべて昼食代、税金込み)となっている。

 小誌既報の通り58GCの閉鎖は、東京電力からの賠償金が一方的に打ち切られた影響が大きい。風評被害により入場者が減少するなか、あの手この手のアイデアとサービスで経営努力を続けたが、その頑張りが東京電力には"風評被害の影響はなくなった"と判断されたのは皮肉である。そんな営業姿勢から閉鎖発表後は全国から惜しむ声や激励の声、存続を望む声が数多く寄せられていた。それだけに「3月までとはいえ、喜んでくださる方が多く、うれしいです」(小森社長)

 そのほか、金ヶ崎GC&ロッジ(岩手)、カナリヤガーデンCC(千葉)、サンモリッツCC(栃木)、美並ロイヤルCC(岐阜)が年内閉鎖を発表している。

 
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