|  先日、恋人のリンゼイ・ボンと破局し自ら「落ち込んでいる」と心情を吐露したタイガー・ウッズ。自分が苦しい状況を経験したゆえ、他人にさらに優しくなれたのか……というエピソードが伝えられた。吃音症のためにいじめられ、自殺をしかけた子どもに手紙を書いて励ましているのだ。 
	 パパでもあるタイガー。子どもたちへの"目"は優しい 
「僕も子どものころにどもっていたことがある。直すために2年間、治療のための教室にも通った。ゴルフの試合でも、相手はほとんどが年上で、しかも僕が唯一のマイノリティだった。でもさらに懸命に練習することで克服した。君にもきっとできるはずだ。素晴らしい君の家族や僕のような君のファンは、君の味方だ。頑張れ」といった内容だ。
 
 もともとは、やはり吃音症の女子プロ、ソフィ・グスタフソンが、この子の親と連絡を取り合っており、吃音症だけでなく、いじめの問題をなくそうと活動していた。その話をアメリカのゴルフ記者が記事にし、それを読んだタイガーが、この子が自身のファンと知って手紙を書いたのだ
 
 少年は、タイガーからの手紙を額に入れ、タイガーの試合を見に行くことを楽しみにしているとか。
 
 ボンとの破局は、タイガーの浮気が原因という話もあり、「自身の人気凋落に歯止めをかけるための売名行為では」などと穿った見方をする向きもある。しかし、少なくともこの子だけでなく吃音症に苦しむ多くの子どもたちに勇気を与えたことは間違いない。ヒーローからの手紙とはいえ、人に生きる勇気を与えるには、心から書かれたものしか通用しないのではないだろうか?
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