週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 4/22
2014/4/14更新

国別対抗戦・インターナショナル・クラウン
日本代表が決定も…意気込みに温度差?

 7月に初開催する国別対抗戦、インターナショナル・クラウン。気になる日本代表の顔ぶれは?



06年W杯代表の藍と佐倉
07年の世界の世界ジュニアの美香と森田

 この試合は2年おきに開かれるマッチプレー競技で、7月24~27日に米メリーランド州のケイブスバレーGCで行われる。代表8カ国は韓国、アメリカ、日本、スウェーデン、オーストラリア、台湾、スペイン、イギリス。3月末時点の世界ランクにより、各国の代表4選手が決まった。  

 国別対抗戦という意味では、16年リオから正式競技となる五輪の前哨戦といえる。日本の同ランク上位4人は宮里美香、宮里藍、森田理香子、横峯さくら。2年後の〝本番〟さながらの精鋭が揃った。

 28歳の〝藍とさくら〟が近年の女子ゴルフ人気を支えてきたことは言うまでもない。一方、24歳の〝美香と森田〟はジュニア時代からナショナルチームで切磋琢磨し、現在の女子で最も勢いのある2人。この4人の代表となれば、息もぴったり合うに違いない。

 05年の女子W杯を北田瑠衣とのペアで制した経験を持つ藍は、「プロになると個人個人の戦いで、W杯以降はそういう機会に恵まれていないので、すごく楽しみ」と話す。自身、ライダーカップやソルハイムカップなど、国の名誉のために戦う試合をうらやましく感じていたという。「みんながそれぞれの力を発揮できれば、結果は出ると思います」。美香も同じく出場の意向だ。

 一方、さくらは「ちょっと考えてみたいと思います」と保留し、国内ツアーを優先する森田は「出場しません」と表明。この4人から欠場者が出た場合、大山志保、比嘉真美子らが繰り上がることになるが……。森田の欠場表明を聞いた美香は、「ホントですか? ちょっと(本人に)聞いてみます」と話した。

 米女子ツアーが主催する大会だからか、海外組と国内組で温度差があるようだ。だが、「誰が出るにしても、すごくいいメンバーになると思う」という藍の言葉を信じ、日本チームの健闘を祈りたい。

 
【関連記事】
2014/2/25 今秋の世界アマ制覇へナショナルチームは"技術より体力"
2014/3/11 "○○ジャパン"リオ五輪に臨むゴルフ日本代表にぴったりの愛称は?
2014/3/25 全米女子OP、日本で予選会を初開催女子プロたちは出る?出ない?

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト