週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/18
2014/3/10更新

3.11を風化させない
ゴルフ界の復興チャリティー

 あの3月11日から3年が経つ。ゴルフ界の復興支援はいまも続いている。

 アイランドゴルフパーク北陸グリーンヒル(石川)では、復興支援コンペ「百縁の会」を毎月1回開催している。「じつはウチの会員が15年前から続けているチャリティコンペなんです。参加費のうち100円を、以前は地元の福祉団体に贈っていたのですが、震災後は東北復興のために寄付しています」(支配人)。3月以降は3月27日、4月17日、5月15日、6月19日に開催が予定されている。

 社団法人スポッツプロジェクトが年1回開催する「東日本大震災復興支援チャリティーゴルフコンペ」は、参加費1万7000円のうち5000円が寄付金となり、東北の子供たちのために使われる。チャリティー額が大きいにも関わらず、120名ほどの規模で行われる。第4回は5月に千葉県内で行う予定。

〝参加して〟貢献するチャリティーもあれば、〝観て〟貢献するものも。

 男子ツアーの新規トーナメント「ダンロップ・スリクソン福島オープン」(7月31日~8月3日)は、大会方針に「震災復興に取り組む福島を応援」を掲げている。ツアーではないがプロが多数参加する岩手県オープン(6月26~27日)でも〝東日本大震災復興チャリティー大会〟と銘打ち、被害者支援センターに寄付を行っている。

 女子ツアーでは、会場で選手とのチャリティーフォトやグッズ販売会などが行われるほか、アクサレディス(3月28~30日)のように大会独自のチャリティーイベントで寄付金を集める大会も多い。さらに、選手の獲得賞金の1%が震災復興義捐金とすることになっている。

 ゴルフ界の復興支援活動は今後もまだまだ続いていく。

 
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