くつひも変えたら足の疲れがとれるってホント?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2014/12/02号
2014/11/26更新

くつひも変えたら
足の疲れがとれるってホント?

 ゴルフシューズでは、ダイヤルを回すだけでフィット感を調整できる「ボアクロージャーシステム」が開発されたと思っていたら、今度は、結ぶ必要がなくてしかも疲労も少ないという靴ひもが登場していた。ひもだけで疲れなくなるって一体、どういうこと?

 開発したのはツインズ。同社はランニングシューズ用のくつひも「キャタピラン」ですでに知られていたが、これをゴルフシューズ用として改良したのが「キャタピーゴルフ」。伸縮性があり、1センチ間隔でコブがついたひもで、ゴルフシューズのひも穴に通常のひもと同じように通していく。最後もコブがひも穴にしっかり引っかかるので結ぶ必要がない。ということは、ラウンド中にほどけてしまうといった心配もないわけだ。  

 そして最大の特徴は、それぞれの足や感覚に合わせてフィット感を調整できること。同社のアドバイザリープロに就任した尾崎健夫も腰痛に悩んでいたが、9月にシニアツアーで優勝。「地面とのフィット感が上がって、足が疲れないし、スウィングも安定する」という。  

 スポーツトレーナーの白木仁筑波大教授も、「詳しく検証してみないと分からないが」と前置きしながらも、ひもの力を高く評価する。  

「伸び縮みするので、体重をのせると足の骨が自然に開くところがすごいと思います。通常のひもの場合、きつく締めると骨の動きが抑えられてしまうんです。でもこれなら、へんな圧迫感がなく自然な骨の動きができるので、軽く感じるし、疲労も少ないでしょうね」

 ナイキの「TW'13」も足の負担が少ないと評判。もともとはナイキのランニングシューズ「ナイキフリー」がお気に入りだったTW'13」を履いたらスコアが5?6縮まった、という人もいる」(ナイキゴルフ)という。これからはゴルフシューズも「ベアフット感覚」が大きな流れになっていくのだろうか。

 
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