週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 10/22
2013/10/15更新

中国アマの育成熱ヒートアップ!
きっかけは五輪

 まだゴルフが国民的には普及していない中国に、驚異のジュニアが生まれる理由とは──。


上・グァン・ティンランくん
下・リュウ・アンイくん

 男子ツアー、パナソニックオープンでローアマに輝いた16歳のアマチュア、リュウ・アンイくんは中国生まれ。マスターズで史上最年少ローアマ(14歳6カ月)となったグァン・ティンランくんも同国出身。2人に共通するのは裕福な家庭の生まれで〝米国体験〟があることだ。リュウくんは9歳の時、英語とゴルフを学ぶため渡米。3年後母国へ帰っている。グァン くんも幼少時から米国を拠点に活動。

「中国は市場が大きいと踏んで、米国からレッドベター・スクールなどが進出。自国でいいレッスンを受けられるようになったのが躍進の理由のひとつ」とは、中国ジュニア事情に詳しい代々木高校ゴルフ部監督の吉岡徹治氏。しかしそのレッスン料は驚くほど高い。タクシー運転手の給料が月5万円の国で、1レッスン1~2万円。富裕層の子供しか受けられない道理だ。

「オリンピックで正式種目になり、金に糸目はつけない傾向が強くなっています」(同)中国でアマチームの用具サポートをしているスリクソンも「オリンピック決定のあと、強化の熱意が一段と伝わってきます」(ダンロップスポーツ広報部・山田照郷氏)

 中国で年に数回、出張レッスンしている合田洋プロは「山東省煙台(エンダイ)ではゴルフ場が15もある総合ゴルフ施設が国家的なプロジェクトで建設されているようです。まずはそういう施設で世界的ジュニアを育てたいのでは」

 中国は経済特区を作って発展したように、ゴルフでもジュニア育成一点突破で、まずはオリンピックで世界制覇を狙っているのかも。


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