週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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ドンファンがトップ合格、17歳のジュニアも…
韓国勢の話題でもちきり米男子QT

　来季の米ツアー出場権を争うファイナルＱスクールが11月28日～12月３日の６日間、カリフォルニアのニクラスＣで行われ、日本ツアーで活躍する韓国人ドンファンがトップ合格した。

おみごと！　トップ合格のドンファン

　米ツアーのＱスクールはプレ、ファースト、セカンド、ファイナルの４ステージ制。ドンファンはセカンドを突破し、ファイナル進出。同じくセカンドから挑戦していたキム・キョンテは通過できず、急遽カシオと日本シリーズに出場した。

　来季からの制度変更に伴い“駆け込み受験”したプロも多く、日本ツアーからはＪ・チョイ、Ｊ・Ｂ・パクも出場していたがファイナル進出はドンファンだけ。セカンドには、今季シード落ちした今田竜二も参戦したものの、途中棄権でファイナル進出を逃した。ファイナルで25位以内に入るレギュラーツアーの、50位以内だと下部ツアーの出場権が得られるが、日本ツアー上位の資格でファイナル出場したＩ・Ｊ・ジャンとキム・ヒョンソンはともに87位タイ、イ・キョンフンは１３３位タイで資格は得られず。

「アメリカのツアーカードが取れて嬉しいけど、日本ツアーから離れるのは悲しい感じがするので複雑な心境です。日本ツアーは僕を育ててくれた場所ですから、感謝しています。もっと成長して、再び日本でプレーしたいと思っています」とドンファン。

　今回のＱスクールで注目を集めたのは、プレから出場し、20位タイでツアー出場資格を獲得した17歳の韓国人、キム・シウー。しかし、米ツアーでは18歳にならなければツアーメンバーになれない規定があり、キムは誕生日の６月28日を迎えるまで、ノンメンバーとして戦わなければならない。

　
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