スピース撃沈!ベン・ホーガンのクラブを打ってみたら
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/06/20号
2017/07/03更新

スピース撃沈!
ベン・ホーガンのクラブを打ってみたら

 ケビン・キスナーが優勝を飾ったディーン&デルーカ招待で、ちょっと面白いデモンストレーションが行われていた。

 メジャー9勝、20年前に他界したベン・ホーガンの使った本物のクラブがレンジに持ち込まれ、プロたちが打ってみたのだ。大会の開催コースはテキサスのコロニアルCCでホーガンは同じくテキサス出身、同CCで5勝している"伝説のゴルファー"であることから、実現した試み。

 ドライバーは43インチ、200㏄のラミネート(合板成型)ヘッド。フェースは通常、ミスショットを少なくするためにわずかにふくらみがあるが、ホーガンのクラブはフラット。グリップはフックを嫌ってウィークになっていたという。まず、スチュアート・シンクが何球か打ってみたが、球は右へ左へと大きく曲がる。その後、何人かが試してみたが、まともな打球が出ない。ジェイソン・コクラックは10打ほど打ったが、スピン量を計測してみると、通常使っているタイトリストのクラブでは毎秒3100回転なのが、このクラブでは2200回転だったという。ちなみにコクラックのツアーでの平均飛距離は約304ヤードだが、ホーガンのクラブだと最高で271ヤード。当然ながら、非常に難しいクラブだ。

 さらに、同じくテキサス出身でこの大会のディフェンディングチャンピオンであるジョーダン・スピースもチャレンジ。打った瞬間、手がしびれて「痛い!」と叫び、スライス。その後、ロフトのほとんどない、ホーガンの1番アイアンを構えてみたが、打てそうもないと諦めている。それでも、キャディのマイケル・グレラーに「このクラブのセットを君が使うのなら、僕でも君に勝てる?」と尋ねられると、「すぐに慣れるから、僕には勝てないよ」と即答していたという。試合は、最終日にスピースが65の猛チャージをかけたが2位。初日の70が響いた形だが、もしかしたらホーガンのクラブの感覚が残っていて、狂いが出たのかも。

 
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