週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 6/12号
2012/6/4更新

集中できない! イライラ勇太
背筋痛で全米予選を棄権




 全米オープン出場の最終予選会(レイク浜松CC)が行われ、池田勇太も挑戦したが、9ホールで棄権。いったい池田に何があったのか?

 池田は9ホールであがってくるなり、「背筋痛で棄権」を宣言し、憤慨した様子でグチを連発。

「まいったよ。8番で右に曲げたらマンホールの上。しかしそこは池だから救済が受けられないっていうんだ。コースガイドにもスタート前のアナウンスもなかった。ギャラリーも俺の目の前を通るし、打とうと思ったら2メートルくらい後ろに立っているし、集中なんてできない」と池田。その後、ジュニア時代から知っている川田太三氏(大会を主催するJGAの常務理事)を見つけると、その不満をぶつけた。

 川田氏は「8番の池は水が干上がっていて、スルーザグリーンにしようかとの案も出たのですが、USGAの判断でラテラルウォーターハザードにして、はっきりさせるため赤い線を引きました。マンホールの上に乗ったのは不運だけれど、ラテラルと表示してあるので、池田のアピールは信ぴょう性がない。『みんな同じルールでやってるんだから』といいました」と、静かに諭したという。

「そもそも池田は練習ラウンドも行っていないそうだし、プレーする前から、アップダウンのあるコースで36ホールもやらなきゃならないのか、などの不満を漏らしていたと聞いている」と川田氏。しかも9ホールの時点で2オーバーになり、結果的に「出場権獲得は無理と判断して棄権したのでは」との憶測も飛んでしまった。

 
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