週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 5/29号
2012/5/21更新

トップは松山だけど
優勝は池田だったプロアマ




 レジェンドチャリティプロアマ(5月6~7日、麻倉GC)が今年もプロ、一般アマ、著名人を集めて行われた。プロの部優勝は池田勇太(著名人の部は中井貴一)だったが、その池田の優勝スコアを上回ったアマチュアがいた。松山英樹だ。しかし、松山の名前はどの部門にも記載されなかった。

 この大会は青木功、王貞治、日野皓正の3人が大会実行委員を務め、「ゴルフを通じて社会貢献を」という主旨で行われている(今回は1億3千万円を東日本大震災復興へ寄付)。そこで、芸能界などの人気者、著名人を集めて寄付金を募りやすい大会形式にしているわけだ。しかし松山はプロ、一般アマ、著名人3部門のどれにも当てはまらず、“ゲスト”扱いとなった。

 結果的に松山のスコアは67、65で池田の優勝スコア10アンダーに2ストローク差をつけて12アンダー。TV解説した羽川豊は「トップから切り返すとき、打つ体勢ができるまでの“間(ま)”が絶妙。これは単にゆっくりというだけでは作れない」とベタ誉め。「間のないゴルフは間抜け」(棚網良平)といわれるほど、スウィングにとって切り返しは最重要ポイント。松山は、その点では言うことナシなのだ。

 ライバル石川遼(4アンダー・11位タイ)にも8打という大差をつけ、全米オープン出場のための日本地区最終予選(5月21日、レイク浜松CC)に松山はのぞむ。

 
【関連記事】
2012/ 5/ 1 マスターズ最終日、ローアマ争いに敗れた松山が涙
2012/ 1/31 痩せたり太ったりの遼と松山。その中身は筋肉かぜい肉か?
2012/ 1/24 賞金王は勇太、女王はさくら。当たるも八卦、プロの今季を占ってみた

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です