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宮里藍
プロフィール
宮里 藍
1985(昭和60)年生まれ。154センチ、53キロ
2003(平成15)年プロ転向
●優勝:(2004)ダイキンオーキッドレディス、サントリーレディス、アピタ・サークルK・サンクスレディス、マスターズGCレディース、大王製紙エリエールレディス●その他:(2003)ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン優勝、(2005)ワールドカップ女子ゴルフ優勝
●デビュー1年目で5勝、プロスポーツ選手で初めて10代で1億円以上賞金を稼いだ宮里藍。世界のゴルフ界から注目されるティーンエイジのトップランナーに躍り出た。
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気持ちよくスウィング

宮里 藍

始動が滑らかならフィニッシュまで気持ちよく振れる

いまや国民的ヒロインとなった宮里藍。2003年アマチュアながらプロトーナメントに勝ち、プロ宣言して一年後、最終戦で不動と賞金女王の座を争うとは誰が予測しただろう。世界のスーパースターたちが褒めるスウィングを宮里藍自身が解説する。

 ドライバーもアイアンも私はまったく同じイメージで振っています。スウィングはひとつ、これは父からの教えです。

 気をつけているのはバックスウィング。テークバックの始動さえスムーズに行けば、あとは流れでフィニッシュまで振り抜けますから。
 私の一番の問題は、テークバックでシャフトが地面と平行になってからトップまでの間で、クラブがインサイドに上がってしまうこと。
 そのせいで、トップでフェースが空を向くクローズになりやすいんです。

 できればバックスウィングは斜め45度の軌道上を『まぁるい』ワンピースで上げたい。そうすればフェースを飛球線に対して常にスクェアに保つことができますからね。

 ダウンはほとんど無意識です。腰のリードでクラブを下ろそうとか、手首の角度をぎりぎりまで保とうとか、そんな細かいことは考えていません。クラブを上げたら気持ちよく下ろすだけ。気持ちよく振れたときほど結果はいいようですよ。

アドレスを整えれば上手くいく

 私は悪くなると、ボールから離れて立つクセがあるので、アドレスではグリップエンドとオヘソの間隔を拳1個分にするように心がけています。

 父に言わせると、アドレスがボールから遠いと、手の位置が2、3センチ浮き上がりハンドアップになっているらしいんです。  すると、バックスウィングでコックがうまく入らず、ダウンで右わきが甘くなる。

 それにボールから離れて構えると、重心が前にかかりやすい。つま先重心になると、体が前のめりになって体重移動が上手くいきません。やはりゴルフはアドレスが一番大切ですね。

 あとは、自信を持って構えられたときほどナイスショットの確率が高い。これは本当です。アドレスでちょっとでも不安があると、球が曲がるから不思議。メンタルがスウィングに与える影響ははかりしれません。

*週刊ゴルフダイジェスト1月4-11日号スーパープロビジョンより要約

photo:K.Iwamura

2005.03.25
『飛距離王 MANMO』 小山内護

2005.02.25
『気持ちよくスウィング』 宮里 藍

2005.02.06
『勝利のドライバー』 宮里聖志

2005.01.11
『飛距離と安定感を兼ね備え』 加瀬秀樹

2004.12.14
『最小限の力で最大限に飛ばす』 鈴木亨

2004.11.30
『オンプレーンの申し子』 今野康晴

2004.11.16
『パワーフェードで攻める』 谷原秀人

2004.11.02
『アイアンもドローで攻める』 手嶋多一

2004.10.19
『長持ちの秘訣は回転打法にあり』 友利勝良

2004.10.05
『鉄人の極上フェードスウィング』 平塚哲二

2004.09.22
『進化を遂げた優作流アイアン』 宮里優作

2004.09.07
『静から動への一気の加速』 横尾要

2004.09.01
『フィーリング最優先で乗せまくる』 湯原信光

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宮里藍ドライバーショット

 
 
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