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谷原秀人
プロフィール
谷原秀人
優勝:(2003)マンダムルシードよみうりオープン、アジア・ジャパン沖縄オープン
●東北福祉大では1年からレギュラー入りした逸材。実質プロ1年生の2002年惜しくもあと一歩のところでシード権を逃したが、QTトップ通過。2003年に初優勝を飾ったプレッシャーに強い若手の急先鋒。今季もすでに沖縄オープンで優勝。どこまで伸びるのか大きな可能性を秘めている。
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パワーフェードで攻める

谷原秀人

大きなフォローと力まないダウンが僕のアドバンテージ

実質プロ2年目ですでに2勝を挙げ、大器ぶりを見せるルーキー谷原秀人。彼の持ち味は、飛距離と方向性を兼ね備えたフェードボールだ。全英オープンやQTを経験し、さらに磨きのかかったパワーフェードを語ってもらった。

 僕はもともとドローを打っていたんですが、コントロール性をより高めるために大学4年生の時にフェードにかえました。フェードにしてからも飛距離が落ちたということはありません。

 体が大きいので叩けば飛びますが、ツアーに出場するようになってからは全体の6~7割の力加減で打つようにしています。いつでも10割の力では1年間を通じて体がもたないし、何よりもコントロールが一番大事ですからね、プロの世界は。

 僕のスウィングのいいところは、フォローが大きいところじゃないでしょうか。これは生まれつきというか、天性のものだと思います。ただ、インパクトを意識してしまうと、こうはなりません。大きなフォローにするためには、インパクトで合わせないことが大前提です。ダウンで力んでいないところも自分でいいところじゃないかなと思っています。

風に強く操作性の高い強弾道フェードが理想

 フェードに買えてフェアウェイキープ率が上がったのですが、まだ理想とはいえません。僕の理想のフェードは、もっと球がつかまった球。そうじゃないと、風にも強くてよりコントロール性のたかい球にならないからです。

 感覚的にはほんのわずかなものですが、肩、腰、スタンスといったアライメントは、すべてターゲットより若干左に向けています。これを過度にしてしまうと、力のないスライスが出てしまうので、本当にわずかに左に向ける程度です。

 クラブはテークバックで肩で上げている意識です。左の肩甲骨を広げる感じと言ってもいいでしょう。こうすると、手や腕ではクラブを上げなくなり、捻転不足を防げます。

*週刊ゴルフダイジェスト3月2日号スーパープロビジョンより要約

photo:T.Anezaki

2005.03.25
『飛距離王 MANMO』 小山内護

2005.02.25
『気持ちよくスウィング』 宮里 藍

2005.02.06
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2005.01.11
『飛距離と安定感を兼ね備え』 加瀬秀樹

2004.12.14
『最小限の力で最大限に飛ばす』 鈴木亨

2004.11.30
『オンプレーンの申し子』 今野康晴

2004.11.16
『パワーフェードで攻める』 谷原秀人

2004.11.02
『アイアンもドローで攻める』 手嶋多一

2004.10.19
『長持ちの秘訣は回転打法にあり』 友利勝良

2004.10.05
『鉄人の極上フェードスウィング』 平塚哲二

2004.09.22
『進化を遂げた優作流アイアン』 宮里優作

2004.09.07
『静から動への一気の加速』 横尾要

2004.09.01
『フィーリング最優先で乗せまくる』 湯原信光

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谷原秀人アイアンショット

 
 
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