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平塚哲二
プロフィール
平塚哲二
●優勝:(1996、97、98)京都・滋賀オープン、(2003)ゴルフ日本シリーズJTカップ、北陸オープン、(2004)三菱ダイヤモンドカップゴルフ
●2000年に初シードをとってから着実にランクアップ。2003年の最終戦「日本シリーズJTカップ」でツアー初優勝、賞金ランクも2位に入る。いつ勝ってもおかしくないといわれていた男が、遂にトッププロの仲間入りを果たしたのだ。飛ばし屋というほどではなくフェアウェイキープ率も低いが、パーキープ率1位、バーディ奪取ダントツ1位。今後の活躍が楽しみな選手の筆頭だろう。。
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鉄人の極上フェードスウィング

平塚哲二

グリップエンドと左腰をヒモで結ぶイメージでスウィング

2003シーズンの賞金ランク2位、予選落ちは29試合中たったの2回、トップ10入りは14回という驚異的な成績から付いたあだ名が「鉄人」。2004シーズンの賞金王を狙う美しく力強い『極上フェードスウィング』を本人に解説してもらった。

 以前は左腕下ろす意識が強く、ダウンスウィングの軌道がスティープになり、スピン量が多く、曲がる球が出ることがありました。  最近は、トップをコンパクトにして、以前よりクラブをシャローめに入れることで、スピンコントロールしています。

 理想の弾道は、ふける直前の微妙なスピンがかかった直線的なフェードボールです。限りなく直球に近いこのフェードボールは、インパクトゾーンを長くとり、ボールをフェースに乗せるような感じで打っています。

 インパクトを長くするために最も大事なことは、クラブと体に一体感を持たせて下ろしてくることです。

 ところが以前から僕は体の回転が速いため、腰が先行してクラブが体から離れてしまう癖があったんです。それで手が遅れると右プッシュ、間に合わせようとして手をつかうと引っ掛け。どちらもスピンがかかりすぎた、理想からは遠い弾道でした。

 そこで、ダウンスウィングでクラブが体から離れていかないようにするために、いま僕は、トップでグリップエンドと左腰がヒモで結ばれている、というイメージをもってクラブを振っています。

 グリップエンドと左腰が緩むことも、引っ張られることもないようなダウンスウィングができれば、体とクラブが一体で降りてきている証拠。そうすると、理想の弾道が打てるのです

上げる、下ろすテンポを同じくらいにする

 体の回転が速いのには、よい面もありますが、逆に速過ぎることによってマイナス面もあります。(中略)クラブと体の一体感を出すために、僕はスウィングのスピードをゆっくりするようにしています。

 イメージとしては上げるスピードと下ろすスピードを同じにして、スウィングのテンポを一定にする。それくらいのゆっくりさが欲しいんです。

 実際はダウンスウィングのほうがスピードは速くなりますが、イメージとしてはかなりゆっくり振っています。クラブをゆっくり振ると、ヘッドを感じながらクラブを下ろすことができます(後略)

*週刊ゴルフダイジェスト2月24日号スーパープロビジョンより抜粋・要約

photo:T.Anezaki

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