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今野康晴
プロフィール
今野康晴
●優勝:(1999)中日クラウンズ、(2000)ミズノオープン、(02)サトウ食品NST新潟オープン、アイフルカップ ●アマチュア時代の主な成績:(1995)日本オープンローアマ、関東アマ優勝、関東学生優勝、●その他:(1997)マニラオープン優勝、(98)ワールドカップ代表

●日大にイマノあり、といわれた。逸材の誉れ高く、プロ転向後すぐにアジアンツアーのマニラオープンでプロ初優勝。その後、安定した力を見せているが、特に国内ツアー初優勝がビッグタイトルの中日クラウンズ、また2002年の2週連続優勝、2003年日本オープンでの大活躍など実力派プロとして知られる。
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オンプレーンの申し子

今野康晴

クラブを立てて使えなかった結果がオンプレーンにつながった

そのスウィングプレーンは、ツアー界屈指の美しさを誇る。最高に美しい軌道を描くのが、今野康晴なのだ。ネイティブスウィンガーの醍醐味をじっくりご覧いただきたい。

 僕がゴルフを始めた頃、ちょうど川岸(良兼)さんが『怪物』の異名で、大学生ながらゴルフ界を席巻していた時期でした。

 ですから、多くのジュニアがそうであったように、僕も川岸さんのスウィングに憧れていました。ダウンスウィングでは、クラブを一所懸命立てて、強烈なタメを作ろうとしていたんです。

でも、体型も筋力も違う僕にはまったくできなかった。でも、結果的には、それが江連さんも一目置いてくれるオンプレーンスウィングに結びついたんだと思います。

 僕自身、オンプレーンだとかは、あまり意識がないんです。インパクトを意識せず、フィニッシュまで振り切ることで,自然とそうなっているんでしょう。バランスよくクラブを振った結果ということです。

 ただ、今までは、効率のいいスウィング、つまり、クラブのエネルギーに頼りすぎていたんです。より上を目指すためには、からだのパワーも生かすのが課題です。

インパクトでの体のキレが僕の生命線

 スウィングの特徴というか、癖のひとつに『シャットフェース』があります。トップでフェース面が空を向いてしまうほどシャットなのです。

できれば、スクェアに引いて、トップでもフェース面を斜め45度ぐらいに収めたいとは思っているのですが‥‥。

 ですから、ダウンスウィングからインパクトにかけては、体の動きを大きくして、腰のキレをよくすることを考えています。ここが、僕のフェースワークとスウィングをつなぐ生命線。じゃないとボールが引っかかってくるし、低くなってしまうんです。

 テークバックで手や腕に変な圧力がかからないように引けば、極端なシャットフェースにならず、今よりさらにスムーズで安定感のあるスウィングになっていくと思います。これも今後の課題です。

*週刊ゴルフダイジェスト3月9日号スーパープロビジョンより要約

photo:T.Anezaki

2005.03.25
『飛距離王 MANMO』 小山内護

2005.02.25
『気持ちよくスウィング』 宮里 藍

2005.02.06
『勝利のドライバー』 宮里聖志

2005.01.11
『飛距離と安定感を兼ね備え』 加瀬秀樹

2004.12.14
『最小限の力で最大限に飛ばす』 鈴木亨

2004.11.30
『オンプレーンの申し子』 今野康晴

2004.11.16
『パワーフェードで攻める』 谷原秀人

2004.11.02
『アイアンもドローで攻める』 手嶋多一

2004.10.19
『長持ちの秘訣は回転打法にあり』 友利勝良

2004.10.05
『鉄人の極上フェードスウィング』 平塚哲二

2004.09.22
『進化を遂げた優作流アイアン』 宮里優作

2004.09.07
『静から動への一気の加速』 横尾要

2004.09.01
『フィーリング最優先で乗せまくる』 湯原信光

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今野康晴ドライバーショット

 
 
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