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湯原信光
プロフィール
湯原信光
優勝:(1981)関東オープン、ジュンクラシック、(1983)フジサンケイクラシック、(1990)ポカリスエットオープン、(1992)札幌とうきゅうオープン、ヨネックスオープン広島、(2002)久光製薬KBCオーガス。ダンヒルカップ、世界選手権、日米対抗で計5回代表に。
●ツアーきってのアイアンの名手。過去10年間にパーオン率トップ5に9度名を連ねるその切れ味は、衰えるどころか鋭さをますばかり。
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永遠のパーオン王はフィーリング最優先で乗せまくる

湯原信光

自分の感性を生かしきることが高いパーオン率を支えている

 僕のパーオン率が高い(過去10年間にパーオン率トップ5に9回ランクイン)のは、スウィング云々よりも、感性を生かしきっているからに他なりません。いくら練習場で真っ直ぐ打つ練習をしていても、コースでは傾斜や風、順目か逆目か、順光や逆光かによっても体の動きは微妙に変化します。練習場で叩き込んだ四角四面のスウィングだけでは対応しきれません。

 その時に頼りになるのが自分の感性。例えば足の裏から感じる傾斜からどんな球が出るのか想定し、それに対応したアドレスやスウィングをする。そういった状況判断を常に怠らずにショットすることを心がけているから、高い確率でグリーンヒットできるのです。 だから僕は、真っ直ぐな球というのは不可能だと思っています。傾斜などの状況に応じてナチュラルにスウィングすれば、ナチュラルに回転のかかったボールになるのが自然。自分の体に正直にスウィングする。それが重要なことだと考えています。

ボールを自在に操るのは、右手の仕事

 僕が人より長けているところに、球捌きの上手さがあります。
 具体的には、左手はしっかり握っておきながら、右手を器用に使っていくということだけです。ただ、これを手先だけでやろうとするとミスを招くので、重心の移動を使いながらスウィングの中で行わなければなりません。

 そこで大事なのがグリップ。僕は陳清波さんのスウィングに憧れてゴルフを覚えました。そして、その陳さんが目指したのがベン・ホーガン。彼らの共通点はスクェアグリップです。

 ですから僕もスクェアグリップでリストを返しながらボールをコントロールしてきた。しかし、最近ではクラブに合わせて、やや左手を被せたストロンググリップで、フェースを過度にターンさせないように変化。その方が、クラブの性能を引き出しやすいからです。

*週刊ゴルフダイジェスト6月1日号スーパープロビジョンより要約

photo:Y.Nanjo

2005.03.25
『飛距離王 MANMO』 小山内護

2005.02.25
『気持ちよくスウィング』 宮里 藍

2005.02.06
『勝利のドライバー』 宮里聖志

2005.01.11
『飛距離と安定感を兼ね備え』 加瀬秀樹

2004.12.14
『最小限の力で最大限に飛ばす』 鈴木亨

2004.11.30
『オンプレーンの申し子』 今野康晴

2004.11.16
『パワーフェードで攻める』 谷原秀人

2004.11.02
『アイアンもドローで攻める』 手嶋多一

2004.10.19
『長持ちの秘訣は回転打法にあり』 友利勝良

2004.10.05
『鉄人の極上フェードスウィング』 平塚哲二

2004.09.22
『進化を遂げた優作流アイアン』 宮里優作

2004.09.07
『静から動への一気の加速』 横尾要

2004.09.01
『フィーリング最優先で乗せまくる』 湯原信光

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