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宮里聖志
プロフィール
宮里聖志
●優勝:(2005)2004アジア・ジャパン沖縄オープン
●ゴルフ界でいま最も有名な宮里3兄妹の長兄。弟優作、妹藍がアマチュア時代にそうそうたる成績を残し、藍に至ってはプロ入り後国民的アイドルに。それに比べさしたる成績を残していなかった聖志が2004年暮れに念願のツアー初優勝。大器の片鱗を見せた。
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勝利のドライバー

宮里聖志

右ひじのたたみが遅い」父のその一言が僕を優勝に導いた

2005年シーズン開幕戦のアジア・ジャパン沖縄オープンで、8打差をひっくり返し念願の初優勝を飾った宮里聖志。その勝利の鍵を握ったのが父・優氏の鋭い観察眼で安定したドライバーの豪打だった。

 アジア・ジャパン沖縄オープン最終日。スタート前に父から「右ひじのたたみが遅い」と指摘されたことが、大きなヒントになりました。

 もともと自分はテークバックを直線的に低く長く引くタイプ。その方がスウィングアークも大きく、インパクトゾーンも長くなると思っているからです。ところがそれをやり過ぎたために、クラブが体からどんどん離れ、右肩が盛り上がってしまっていた。

 これではクラブをプレーンに乗せるのは難しい。
 最終日は体とクラブの関係を変えず、右ひじのたたみを早めにしたことが好調なショットにつながりました。

真っすぐ引くと切り返しでループを描き、ダウンでインサイドに入り過ぎる

 テークバックを変えて(といっても、非常に微妙なタイミングの変化ですが)実感したのは、右肩を盛り上げずにクラブを上げたときの方が、断然振り抜きが良いということです。

 ひじを若干早めにたたみ、丸いバックスウィングを作ると、ダウンでヘッドが前に走ってくれる。
 いまではインパクトで詰まらなくなった分、ヘッドを気持ちよくターゲットに向かって放り投げられるようになりました。

*週刊ゴルフダイジェスト2月8日号スーパープロビジョンより要約

photo:Y.Nanjo, T.Anezaki

2005.03.25
『飛距離王 MANMO』 小山内護

2005.02.25
『気持ちよくスウィング』 宮里 藍

2005.02.06
『勝利のドライバー』 宮里聖志

2005.01.11
『飛距離と安定感を兼ね備え』 加瀬秀樹

2004.12.14
『最小限の力で最大限に飛ばす』 鈴木亨

2004.11.30
『オンプレーンの申し子』 今野康晴

2004.11.16
『パワーフェードで攻める』 谷原秀人

2004.11.02
『アイアンもドローで攻める』 手嶋多一

2004.10.19
『長持ちの秘訣は回転打法にあり』 友利勝良

2004.10.05
『鉄人の極上フェードスウィング』 平塚哲二

2004.09.22
『進化を遂げた優作流アイアン』 宮里優作

2004.09.07
『静から動への一気の加速』 横尾要

2004.09.01
『フィーリング最優先で乗せまくる』 湯原信光

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宮里聖志ドライバーショット

 
 
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