日本が誇る軟鉄鍛造アイアンのメーカー、三浦技研から複合製法を用いた"飛び系"アイアン「PP-5005 プレミアム」が発売になった。
兄弟誌『チョイス』でもコラボ販売している
三浦技研は精密な軟鉄鍛造と研磨の技術に定評があり、国内はもちろん、海外のトッププロにも多く顧客を抱えていることでも有名。しかし、上級者向けというイメージが強いことから、シニア向けのやさしいアイアンのラインナップへの要望が多かったという。そこで今回の「PP-5005 プレミアム」は、三浦ならではの軟鉄鍛造ボディに、フェース面はバネ鋼(SUP-10)を溶接した、ポケットキャビティとなった。
「今回のモデルでは、アキュライズコートという低摩擦抵抗の表面処理をはじめて採用し、芝の抵抗が少なくヘッドスピードが落ちにくくなりました。すべての製造を国内で行い、三浦ならではの品質へのこだわりも表現しました」(三浦技研・壺坂淳司氏)とメーカーも自信を見せる。気になるのは複合素材の打感だが、「フェースに採用されているバネ鋼は、弾き感がありますが、フェースのどこにボールが当たっているかが感じられ、他の三浦アイアンと比べても、遜色ない軟らかさです」(大蔵ゴルフスタジオ 市川雄一郎氏)と取り扱い工房も太鼓判を押す。上級者向けの印象が強いパーツ系メーカーも、飛びとやさしさにシフトしそうな気配だ。
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