テーラーメイド「グローレF」を使う17人の女子プロ。ヘッドは同じなのにシャフトはなんと13機種!
ヘッドに関して「Fは旧モデルに比べると弾きがよくて距離が出るし、フェースの向きもスクェア感が増しており、女子プロたちに受けたのでしょう」と分析するのはクラブフィッターの鹿又芳典さん。
シャフトについては「大きく2つのタイプに分けられますね。ヘッドスピードがそれほど速くないプロは、先が動く"走り系"で距離を出そうとしている」。これは、キム・ナリやジャン・ウンビ、江澤亜弥らの「エボリューション」使用のケース。
「一方、スウィングが速いプロに共通するのは先端剛性を上げたタイプで、つかまり過ぎを抑え、安定して飛ばそうという意図が見える」。こちらはジョン・ミジョンやリ・エスドら「MJ6」のマッチング例だという。
表純子が使っているGG53はバサラの新しいモデルで、アッパー気味に入れても打ち出しが高めになる。多様ということは、選択肢が広がっているとも言えるわけで、「アマだってベストな組み合わせを見つけられればパフォーマンスが上がる可能性は十分ある」(鹿又さん)とのことだ。
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