青木功も廣戸聡一も……若手男子プロとあうん指導
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/2/24号
2015/2/17更新

青木功も廣戸聡一も……
若手男子プロとあうん指導

 〝オリンピックを目指して〟と銘打たれたJGTO主催の強化セミナーが、宮崎フェニックスCCで行われている(今季で3年目、5日間を1クールとして3回に分けて行われ、現在2回目が終了している)。

青木功も熱血指導

 この合宿は、世界で活躍する選手の育成を目的としたもので、昨季大躍進した竹谷佳孝を始め、小林伸太郎、大堀裕次郎、浅地洋佑ら、次代を期待される若手が参加。合計68名のプロと4名の高校生が、体力アップと技術研鑽に励んでいる。

 講師陣には、本誌でもおなじみの4スタンス理論の創始者・廣戸聡一氏がフィジカル担当として参加するとともに、高橋勝成、青木功、中嶋常幸らのレジェンドたちがアドバイスを贈るなど、体と技術の両面からサポート。

 参加者に話を聞くと、「今回で3回目の参加なのですが、今季QT7位に入れたのはこの合宿のおかげ。名手の方からも大きなヒント、いえ、答えをいただけるので、結果を出してお礼の代わりにしたい」(前出・小林)、「4スタンス理論に出合って、自分に合った動きがわかりました。まだ完璧じゃないけど、できたときにはすごいいい球が出る。教えていただいたトレーニングも、今後取り入れていきたいですね」(大堀)、「今季はいいイメージでシーズンを送れそうです」(浅地)と、なかなか好感触の様子だ。

 昨年、賞金ランク10位と開花した竹谷も、「昨年も、一昨年もこの合宿に参加し、そこで教えてもらったことをずっと続けています」と、昨季の活躍は4スタンス理論とこの合宿のおかげと語っている。

 さすがに、来年のリオ五輪には間に合わないだろうが、この72名のなかから、竹谷に続く選手が今年も誕生するか否か。スター不在の男子ツアーでこの合宿の存在意義が問われる。

 
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