円安でクラブは値上げ?ゴルフ界の影響は?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/1/6,13号
2015/1/5更新

円安でクラブは値上げ?
ゴルフ界の影響は?

 円相場が121円からいくらか揺り戻したものの、115円を超える最近の円安傾向とともにさまざまなモノがすでに値上がりしたり、あるいは今後値上げが予想されたりしている。クラブの値上げなどゴルフ界への影響は?

「円安になったからといって直ちに値上げするわけにはいきません。輸入品を扱うわれわれにとっては影響は大きいですが、よくいわれるように企業努力によってなんとか値上げは抑えたいと考えています」

 と語るのは米直輸入品が安く買えることで人気のショップ、ジーパーズ。たとえば最近話題のタイトリストのドライバー915D2やD3は安いものでは1本5万円前後だが、当面はこれを維持していきたいという。

 メーカーでいえば、影響が大きいと思われるのは外資系だが、円安で原材料のコストが上がったからかといって牛丼のように直ちに値上げするわけにいかないのは、やはり同じようだ。

「部材のコストなどは確実に上がっていますが、それをお客様に負担させることはできない。なんとかこれまでの価格で提供していきたい」(テーラーメイドゴルフ)

 一方国内メーカーも、製造から販売にいたるまで今では欧米ばかりでなく、アジア諸国などグローバルな規模で展開している以上、円安の影響は少なからずあるという。

「ただ、価格というのはその付加価値に対しての対価ですから、製造コストが上がったからといって安易に値上げするわけにはいきません。その意味では、ユーザーにとっては逆に、いいモノが安く買える時代になったと考えてくださるといいのですが」(ミズノ)

 いいモノが安く買えるという意味では、円安の恩恵を実感できるのは海外からの旅行客かもしれない。たとえばアジア圏などで強いホンマゴルフも特に現地で市場価格を変える予定はないが、日本国内に限っては海外からの旅行客の需要が伸びているという。

「今のところ特に大きな影響はありませんが、国内の直営店などでは円安が追い風になっているのは事実で、中国をはじめ海外の富裕層が増えていて、売り上げも伸びています」(ホンマゴルフ)

 円安がいつまで、そしてどこまで進むのかによって状況も変わってくるだろうが、クラブなどに関してはゴルファーにとっては直接的な影響はほとんどなさそうだ。

 
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