週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/21
2014/1/14更新

東京五輪で期待の若手が
新契約&プロ転向

 昨年末は、松山英樹をはじめ東京五輪で活躍が期待される注目の若手のニュースが相次いだ。



 松山はレクサスと3年間6億円(推定)の所属契約を結んだ。世界に挑む松山が「日本発の真のグローバルプレミアムブランド」確立に向けて挑戦し続けるトヨタの高級車ブランド、レクサスの姿勢と一致。同社社長から届いた手紙に心を打たれたという松山は、「同じ目標をもった日本の仲間として、自分も世界各地で精一杯戦っていきたい」と話した。

 松山、石川遼と"同級生"の大堀裕次郎(大阪学院大4年)はプロ宣言。サッカー日本代表、本田圭佑の所属事務所「ホンダ・エスティーロ」とマネジメント契約を交わした。軽く300ヤードの飛距離を誇る大堀は、昨年の日本アマを制した逸材。松山や石川、そしてイタリア・ACミランに移籍した本田のように、将来は世界に旅立つかもしれない。女子では昨シーズン、ともに2勝を挙げた堀奈津佳と比嘉真美子に注目が集まるが、いまのところ新たな契約の発表はない模様。

 一方、アメリカでは16歳でプロに転向したリディア・コーが、コーチのガイ・ウィルソンとのコンビを解消。コーは5歳からウィルソンに師事し、11年間連れ添ってきたが……。プロ転向後、世界最大のスポーツマネジメント会社「IMG」と契約したばかりだが、コンビ解消の理由は明かされていない。世界ランク4位につける超大物に振られたウィルソンが「とても落胆している」のも当然だろう。

 昨年の全米オープンで優勝を争いローアマに輝いた20歳の大学生、マイケル・キム(米)もプロ転向した。ウェブドットコムツアーのQTで56位タイに入り、条件つきながら出場権を獲得。さっそく1月23日からのファーマーズインシュランスオープンでデビューする。

 挙げたのはいずれも6年後の東京五輪で活躍が期待される若手有望株。更なる成長に期待したい。

 
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