週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/2
2013/6/25更新

ガルシアの人種差別発言問題、
一件落着?

 タイガー・ウッズとセルヒオ・ガルシアの"場外乱闘"が一応の終息を迎えたようだ。




 ことの発端は5月のプレーヤーズ選手権。3日目に2人は同組で回ったのだが、林に打ち込んだタイガーが、直接グリーンを狙うアグレッシブなクラブ選択をしたことで周囲のギャラリーが興奮。大歓声が沸き上がったまさにその瞬間、第2打を打ったガルシア。「(歓声で)手元が狂った」とショットを曲げてボギーとし、優勝戦線から離脱することになった。

 激怒したガルシアは「タイガーは配慮が足りない。だいたい彼のことは嫌いなんだよな」と感情的に口走ってしまい、両者の関係に亀裂が入った。

 その思いがくすぶっていたのか、ガルシアはその後、欧州ツアーに出場した際の会見で「タイガーと全米オープンで食事をするか?」との問いに「毎晩彼を招いてフライドチキンをご馳走するよ」と発言。本人はジョークのつもりだったのだが、フライドチキンは元々米南部アフリカ系アメリカンのソールフード(伝統料理)で、人種差別発言ともとれる。

 以前ファジー・ゼラーがマスターズに優勝したタイガーに対し「彼が来年のチャンピオンズディナーでフライドチキンやコラードグリーン(米南部のソウルフード)を注文しないようにいってくれ」と発言して社会的な大問題に発展したこともある。

 ガルシアは「謝りたい。愚かな発言だった」とすぐさま謝罪したものの、タイガーは「傷つけられた。不適切だ」とツイッターで答えた。

 そして迎えた全米オープン。練習日にガルシアがタイガーに公式謝罪を申し出たが、タイガーは「もう問題は終わっている」と暗に謝罪を拒否。

 ガルシアは手紙を手渡し、関係修復につとめた模様で、火曜日にはふたりは握手をして「ノープロブレム」と一応の手打ちになったという。

 この1カ月世間を賑わした騒動にニクラスが「いつまでもくだらないことで騒ぐんじゃない!」とマスコミを一喝する場面もあったが、果たしてこれにて一件落着なのか。


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