週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/29号
2011/11/21更新

タイガー元キャディの差別発言。
A・スコットとばっちり

 タイガーの元キャディ、スティーブ・ウィリアムスの人種差別的失言が波紋を呼んでいる。上海で行われた先のHSBCチャンピオンズの最中開催された恒例の「キャディアワード」の席上、ウィリアムスが元雇い主のウッズを指し“ブラック”という差別用語を使ってスピーチを行ったのだ。




 いきさつはこうだ。ブリヂストン招待で新しい雇い主であるアダム・スコットとのコンビで優勝を飾ったとき「これまでで最高の勝利」と喜びをあらわにしたスティーブ。さらに共にメジャー13勝を挙げたタイガーが自分を解雇する際のいきさつを「一方的で情がない」とぶちまけた。そのときの心境を授賞式でたずねられた彼は「黒いヤツ(ブラック)に、くそくらえというつもりだった」と過激な差別発言を行った。

 この発言には批判が集中し、すぐさま自身のウェブサイトで「冗談のつもりだったが、タイガーはじめ私の発言で傷ついた方々にお詫びしたい」と陳謝。

 しかし人種差別的な発言は欧米ではタブー中のタブー。全豪オープン、プレジデンツカップと続く豪州2連戦にタイガーとスコットが共に出場し、同組で回ることもあり得ることからマスコミは大騒ぎとなった。

 とばっちりを受けた格好のスコットは「スティーブは謝ったんだからこの問題は終わり」と火消しに躍起だが、騒動の余波は今後も広がりそうな様相。

 97年のタイガーのマスターズ初優勝の際「来年のチャンピオンズディナーのメニューを(黒人が好んで食べる)フライドチキンやコラードグリーンにしないようにいってくれ」とF・ゼラーが発言し、大問題になったことがある。しかし、ゼラーはタイガーに謝罪し、当人同士が直接話し合ったこともあって事態はすぐに終息に向かった。今回のスティーブ発言の波紋はどこまで広がるのだろうか。

 
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