週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 2/12
2013/2/4更新

タイガー、どうした?
ルールの勘違いで予選落ちするなんて!

欧州ツアーのアブダビHSBC選手権で予選落ちしたタイガー・ウッズ。
その原因が、「ルールを知らなかったため」とは、なんとも、お粗末な話だが……。

 2日目、5番パー4(428メートル)。タイガーはティショットを右のブッシュに打ち込んだ。行ってみるとボールは砂地にめり込んでいる。マーカーのマーティン・カイマーを呼んで、その状況を確認し、“当然”のようにドロップして打ち、そのホール、ボギーでなんとかおさめたが……。

 実はその処理は"当然"ではなかったのである。規則25-2にこうある。「スルーザグリーンの、芝草を短く刈ってある区域で、球 がその勢いで地面に作った穴(ピッチマーク)にくい込んでいるときは、罰なしに拾い上げて拭き、~中略~ドロップすることができる」と。

 問題となったのは、「芝草を短く刈ってある区域」かどうかの点。「フェアウェイの芝の長さかそれより短く刈ってあるコース上のすべての区域」、例えばグリーンエッジなどのライが、その適例となる。

しかし、今回のタイガーのケースでは、葉の広い草が生い茂り、「短く刈った区域」でなく、また砂地で「地面」でもなかった。それが11番ホールで発覚し、ラウンド終了後に、2打罰を加えられたのだ。

「ローカルルールがない限り、この"短い刈り高"の概念は広く知られているはずで、世界で活躍する選手が、それも、マーカーも知らなかったというのは残念なことですね」(ルール研究家・石井米二郎氏)2打罰というのも、本来なら3打罰になることもある。「インプレーの球を拾い上げたペナルティが1打、リプレースして打たなかった誤所からのプレーで2打罰となるのでしょうが、悪質ではなく、うっかりミスということで競技委員は裁定したものと思われます」(前出・石井氏)

自分の対応が、タイガーの予選落ちを招いたと、カイマーもショック。しかし、「ルールを破った。だから2ペナは当然」とタイガーはサバサバした表情だった。

 
【関連記事】
2012/10/22 池の処置で素人ミス? 谷原秀人のざんねん失格
2012/6/11 あわや失格。マーカーの戻し忘れでスレスレ優勝のザック
2012/5/1 ルールブックには載ってないけれど…直道がマウスピースで失格の理由

バックナンバー

最新号はこちら

週刊ゴルフダイジェスト最新号

アクセスランキング

  • 月刊GD
  • チョイス
  • みんなのゴルフダイジェスト

ゴルフ会員権情報
ゴルフダイジェストの会員権情報です