週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/17号
2012/7/9更新

金メダルめざして!
がんばれニッポンの本部立ち上げ


男子の初代アマランク1位は、松山英樹でほぼ確定

 ロンドン五輪まで1カ月を切った。ゴルフが16年のリオ五輪から採用されるのはご存知だろうが、実はその次の20年の五輪でも継続が決定している。そしてその大会開催地に東京も立候補しているのは既報の通り。

 この16年と20年の大会を通じてゴルフ大国日本をアピールしようと、JGAは今年4月から「オリンピックゴルフ競技対策本部(本部長は竹田JGA副会長)」を立ち上げている。主な目的は選手選考、強化対策、東京五輪開催に向けた会場の選定などで、会場候補には若洲GLなどが挙がっているようだ。

 オリンピックへの選手派遣は原則として1カ国2名。ただし大会数カ月前(未定)の世界ランキング15位までの選手に限り、2名枠に縛られず、何人でも無条件に出場できるともしている。しかし、これまた暫定的な規定で、確定はしていない。

 世界ランクが話題になっているところをみると、男子も女子もプロの出場になるのかもしれない。そのためか、前出の対策本部のオフィシャルスポークスマンとして中嶋常幸、アドバイザーとして樋口久子が選出されている。

「中嶋は日本オープン、日本アマに勝っている唯一の選手だし、樋口は東京大会招致委員会の評議会委員ですから」(戸張捷JGA広報委員長)

 とはいえ、出場選手がアマ限定になったり、アマ部門ができないとも限らない。そのため併せて「日本アマゴルフランキング」の創設もJGAから発表された。

 R&Aが作成している世界アマランキングの日本版で、登録競技に3部門のポイントを、1年間(前年の日本アマから今年の日本アマ終了時点)加算して、ランクづけをするというもの。初ランキングは7月中旬に発表されるが、1位は男子・松山英樹、女子・比嘉真美子が確定的。

 金メダルめざして各国の強化策は急ピッチという。「がんばれニッポン」JGAもがんばってほしい。

 
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