週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/15号
2011/11/7更新

ウクライナの英雄・サッカーのシェフチェンコが
プロゴルファーに。リオ五輪目指す

 04年にバロンドール(欧州最優秀選手)に輝いたサッカー界の大物が、プロゴルファーに転身するという。

 その選手とは、イタリアのビッグクラブ「ACミラン」などで活躍したウクライナの英雄アンドリー・シェフチェンコ(35)。

 結婚式をゴルフ場であげるほどのゴルフ狂として知られる彼は、来夏に母国とポーランドで共催される欧州選手権を最後にサッカー界を引退。その後、正式競技として復活が決まった16年リオ五輪のゴルフ出場を目指すというのだ。

 パワーと俊敏性を備えたストライカーのシェフチェンコだが、気になるゴルフの腕前は国内トーナメントで1打差の2位になったことがあるとのこと。

 一時代を築いたアスリートが、プロゴルファーを目指す例は数多く、米国では大リーグで通算305勝を挙げた左腕トム・グラビン(ブレーブスなどで活躍)やNFLの名門、ダラス・カウボーイズの現役クォーターバック、トニー・ロモが全米オープン予選に出場している。

 またACミランのライバル、インテルにはオフに入るとゴルフに興じる選手が多く、インテルファンのプロゴルファー、フランチェスコ・モリナリが競技場を訪れた際は、ゴルフ技術の質問攻めにあったそうだ。

 サッカーでは五輪出場できなかったシェフチェンコだが、意外な形で晴れて五輪出場となるのか。

 
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