週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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タイガー＆スティーブコンビ解消。
次の相棒はまさかのスウェーデン女性？

名コンビだったタイガーとスティーブ

　タイガーが13年間連れ添ったキャディのスティーブ・ウィリアムスに解雇を言い渡したのが7月上旬。長年の貢献に感謝しつつも「変化のとき」と決別を発表するや、さっそく次期キャディ候補の憶測合戦が始まった。

　解雇を言い渡されたスティーブは「忠誠を誓って尽くしてきたのにショック」と未練たらたら。現在アダム・スコットの専属として現場に復帰し、しかるべきときが来たら「暴露本を書く」と息巻いている。

　そこでタイガーのキャディ候補だが、現在取り沙汰されているのは05年のプレジデンツカップでタイガーのキャディを務めた経験のあるビリー・フォスター（現ロス・フィッシャーのキャディ）や、タイガーのデビュー当時にキャディだった、ひげ面のフラフ（マイク・コーワン）。レティーフ・グーセンの元キャディ、コリン・バイム、アーニー・エルスとくっついたり離れたりを繰り返すリッチー・ロバーツ、ビジェイ・シン全盛期のキャディ、ポール・テソーリら。だが彼らにはすでにタイガーより「金を稼ぐ」雇い主がおり、鞍替えするかどうかは微妙。

新コンビ、アダム・スコットとスティーブ

　スティーブはタイガーの知名度で個人的にさまざまな企業と契約していたが、いま、タイガーのキャディになるメリットはさほど大きくない。

　ところでアイルランドのブックメーカーはニック・ファルドの元キャディで現在ヘンリク・ステンソンの専属キャディ、ファニー・サニソン嬢を候補の筆頭に挙げている。ファニーは、世界ランク3位マーティン・カイマーのメンタルコーチも務める名物キャディだが、スウェーデン人だけに、まずあり得ないという声も。「スウェーデン女性はエリンさん（前妻）で懲りてるはず」だからだ。

　いずれにせよタイガー復帰戦となる今週のブリヂストン招待は注目度満点だ。

　
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