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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/24号
2011/5/16更新

試してみる?
一世を風靡した伝説の名器が29年ぶりに復活!

 2010年からクラブフェースの溝の形状に関するルールが変わったが、この新規制を生むきっかけのひとつともなったピンアイ2ウェッジが新溝規制適合モデルとして復活する。


旧モデル(上)と新モデル(下)。新モデルに刻印されている「XG」は、X=10、G=groove(溝)で、2010年の溝適合モデルを意味している

 発売されるのはSWとLWの2本のラインナップで、スチールシャフトが1万6800円(税込)、カーボンシャフトが2万1000円(同上)。

 一世を風靡したアイ2が登場したのは1982年で発売当初はV溝だったが、1984年からU溝に変わり、一部のプレーヤーから「技術がなくてもスピンがかかる」と指摘があった。

 これを受けてUSGAは使用禁止にしようとしたがピン側が提訴し、その後、和解に至った。つまりピン側が勝ったという経緯がある。そのため、フィル・ミケルソンをはじめ、ほかのプロたちもつい最近までこのウェッジを使っていた。

 だが新しい溝規制により、ツアーなどでは10年以前に作られたものは使えなくなった。これに対応してピンが開発したのが今回のアイ2XGウェッジだ。
「形状はオリジナルとまったく同じ。変わったのは新溝ルール適合になっただけ」(ピンゴルフジャパン)

 スピン性能について、ピン契約の塚田好宣は「まったく問題ないし、周りの仲間の反応もいい」という。伝説の名器は再び脚光を浴びるのだろうか。

 
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