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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 3/8号
2011/2/28更新

用品ショーでみつけた
ちょっと気になるNEWギア

 2月18~20日、日本最大規模のゴルフ用品ショー、「ジャパンゴルフフェア2011」が東京ビッグサイトで開かれた。今年は昨年より3社多い183社が出展。数多くの新製品のなかからちょっと気になるアイテムをピックアップしてみた。


中央からピンアイ2XGウェッジ、下はスチールシャフトのモーダス3、上左は、コスメ系のマトリックス・レイン、上右は、ひもなしのドライジョイズツアーBoa

 まず、注目クラブの筆頭格はピン、『アイ2XGウェッジ』。1982年に登場した初代『アイ2ウェッジ』の形状を再現し、溝だけを新ルール適合仕様としたもの。

 昨年、“溝ルール改正”が実施されたが、フィル・ミケルソンが角溝モデルをツアーに持ち込み、パフォーマンスが現代のコースでも十分通用することが再認識された。プロでもマーク・カルカベッキア、平塚哲二、塚田好宣ら多くのプロが『アイ2XGウェッジ』のプロトタイプを使うようになった。4月に新発売されるのはSW(56度)とLW(60度)の2種類だ。

 アイアンタイプの中空ユーティリティとしては、アーニー・エルスが使用して話題となった『HI2 858』の後継モデルとして登場する『フォーティーンHI2 610HTS』も注目株だ。こちらも4月発売。

 シャフトメーカーも意欲作を多く発表した。三菱レイヨン『バサラW』は、超軽量の30グラム台をラインナップ。形状復元力の高い「エラスティックチタンファイバー」なる新素材と長尺効果でボール初速がアップする飛び系シャフトだ。仕様ごとに4~5月に順次発売される。

 軽量ということでは米ツアーで使用率が上昇中のマトリックスの新シリーズ『レイン』もRで41グラムという軽さ。見る角度によって色が変わるコスメティックも斬新だ。

 また、日本シャフトもアイアン用スチールシャフトの新シリーズ『モーダス3』を発表した。ダイナミックゴールドよりも若干軽く、高さ、距離、方向のコントロールのしやすさがこのシャフトの売りで、すでに米ツアーではポール・ケーシーやビジェイ・シンがリシャフトし、日本ツアーでは池田勇太や谷原秀人が同モデルのプロトタイプを使用しているとのこと。これは発売は3月。

 このほか、シューズではフットジョイが靴ひもの代わりにボアレーシングシステムを採用したシューズの進化版、防水タイプの『ドライジョイズツアーBoa』を発表した。発売は3月からというが、人気次第ではゴルフシューズから靴ひもがなくなる日も近いかも。

 
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