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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/5・12号
2011/3/28更新

あれぇ、ジーパンでプレーはダメじゃ
ないんですか、有村さん?


ダイキンオーキッドでの有村智恵。このパンツは「ジーパン」ではないからOK

 有村智恵や北田瑠衣のウェアで最近見かけるジーパン風パンツ。ゴルフであれはアリ? という意見もあるのだが……。有村の写真を見てわかるとおり、確かにジーンズっぽい。早速、ファッションプロデューサーで東名CCのドレスコードを作成している平井義裕氏に聞いてみた。

「知っておいていただきたいのは、デニムとジーパンとの違い。デニムは綿素材のひとつ、ジーパンは労働着として作られたデニム素材のパンツを指すんです。ゴールドラッシュの頃に労働者の服として作られたという歴史から見て、ジーパンはゴルフウェアとして相応しくない。でも、デニム素材自体はその限りではないんですよね」

 形状がゴルフウェアとして成立していたり、伸縮性や軽さがスポーツに向いているものならOKの可能性は十分にあり、有村のウェアもこのケース。

「絣かすりで仕立てたシャツやパンツは問題にならないけれど、モンペや作務衣(さむえ)になるとダメでしょう? それと同じです」

 では、もうひとつ。上田桃子のホットパンツも気になるが、これはどうか。
「基本的に問題はありませんが、ハウスに出入りすることの多いアマチュアの場合は、それをハウスで着てもいい環境か、他のプレーヤーやクラブのメンバーとのバランスが取れているか、ですね。プロが着ているからといって、それを全身そのまま、どのコースでも着ていいわけではないんです。今は様々なタイプのゴルフ場を選べる時代。自分が選んだ場所に行くのですから、ドレスコードもそれに見合うものを選びたいですよね」


ホットパンツは競技志向の女性ゴルファーにも人気

 当然のことながら、メーカーはそれぞれゴルフウェアとしての機能を考えたうえで、新しいデザインに取り組んでいる。ホットパンツはミニスカートよりも動きやすいと、競技志向の女性にもニーズがあるそうだ。
「要は、その場に『不釣り合い』な格好をしないということ。周囲に不快感を与えないのはファッションにもゴルフにも共通する大原則ですからね」

 
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