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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/24号
2007/7/12更新
何かと注目の女子アマ、ローライズパンツ
過激ファッションで“お目玉”

 7月1日に終了した女子ツアー、ベルーナレディースで、宮里藍に続く現役女子高校生チャンピオンの誕生か、と期待させた金田久美子(17歳)選手。結果は残念ながら4位に終わった。同大会での金田、初日は63のコースレコードで関係者の度肝を抜かせ、最終日は大胆なファッションで腰を抜かさせていた。


ワォ~! ちょっとやり過ぎだった!?

 まずは、写真の格好をどのように思われるだろうか? 短めのシャツに、ローライズのショートパンツ、その間に見えるヘソピー(おへそのピアス)。不快と感じる人もいれば、かわいく健康的と見る人もいるだろう。

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が定める『トーナメント規定』の「選手の心得」の項には服装についての記述があり、そこには基本的に「ゴルフメーカーがゴルフウェアとして販売しているものであれば可」とあるだけで、細かなドレスコードは設けられていない。これ以上は選手個々の良識とファッションセンスに任せているのだ。

 こうしゆるい規定であれば、選手のウェアが時代とともに変化するのは当然で、例えば宮里藍の“ヘソ出し”には、一部から非難する声も聞かれたが、それでLPGAが注意するといったこともなく、その後“ヘソ出し”はごく当たり前のスタイルとなった。

 しかし、ベルーナレディースでの金田のウェアは、その限界を超えていたのだろう。公式にではないが、LPGAの関係者が金田に現場で注意を与えたようだ。さらに、写真のシーンが翌日の某スポーツ新聞で大きく報道されると、一般からの非難の電話がLPGAに多数寄せられた。LPGAは、「今回は、公式な問題にはなっていません。ただし、今後はウェアについて協会が注意することもありえると思います」(LPGA事務局)とのこと。だが、その場合は一定の基準を設けるのか、それとも誰か責任者の感覚で決めるのか。実際には難しい判断となるだろう。

 ところで、こうしてプレー以外でも注目を集める金田だが、父親の弘吉氏によれば、「現場で注意されたとは聞いておりません」としたうえで、娘のウェアについては「私も昔の人間ですから、どうかなぁと思うときには注意するのですが……。でも、若い人に意見を聞くと、普通だというので、強く反対することもできません。今後、成長するに従い、自分のセンスと周りの意見を自分なりにすり合わせていくんじゃないですか」と、本人の判断に任せているとのこと。次回は、パンツの股上の深さに注目したい?

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