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週刊ゴルフダイジェスト 5/6
2014/4/28更新

もしもスピースが勝っていたら…
" 17"と"13"の暗号(スピースコード)

 2位に終わり、マスターズ史上最年少記録の更新はならなかった20歳のジョーダン・スピース。もしも勝っていれば、ある"オーガスタの法則"どおりだったのだが……。



信じる?信じない?

 その法則とは〝17年〟にまつわるもの。63年に5度目の挑戦でマスターズ初制覇を果たしたジャック・ニクラスは、当時23歳2カ月17日で最年少記録を塗り替えた。

 80年にはスペインのセベ・バレステロスが23歳4日でオーガスタを制し、ニクラスの記録を更新。そして97年、21歳3カ月14日のタイガー・ウッズが優勝し、これが現在の最年少記録だ。

 驚くことに、ニクラスの63年以降、80年、97年ときれいに〝17年〟ごとに新記録が生まれている。そして、タイガーの97年から17年後が今年だったのだ。

 79年のファジー・ゼラー以来4人目となる初出場優勝もかかっていたが、メディアはこの法則に注目。大会中は「家ではテレビも携帯も電源を切っている」というスピースの知らないところで、〝17年〟が盛り上がっていた。

 さて、今回のスピースには〝17〟のほかにもうひとつ、〝13〟という数字もついて回った。「マスターズ終了前の世界ランク13位」(終了後は9位に上昇)「3日目を終えてアンダーパーはスピースを含め13人」「マスターズ最終日は3日」というものだ。

 アメリカでは不吉とされる数字だけに、〝13〟の呪縛から逃れられなかった? ちなみに、バッバ・ワトソンが驚異の366ヤードドライブを放ってバーディを奪い、スピースとの差を決定的ともいえる3打に広げたのも〝13 〟番パー5だった。

 
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