週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/12
2013/2/4更新

アメリカで3試合戦って
マスターズに挑む、藤田寛之の意気込み

グリップの「スーサス」に、寝具メーカー「ジェルトロン」と、今年から新たに2社の契約が加わった藤田寛之。スポンサーの期待と注目度が増す一方で、今年の展望を語った。


ツアー参戦を前に意気込みを語った藤田寛之

 ── 今後のスケジュールは?
藤田 ハワイ合宿を経て、2月のアクセンチュアマッチプレーとキャディラックのWGCに出場して、1週空けたアーノルドパーマー招待に推薦出場をお願いしています。そこから2週空けてマスターズです。

 ── マスターズをどう戦う?
藤田 前回の反省も込めて、3つのポイントがあります。1つはティショットをできるだけ遠くに正確に飛ばすこと。アンジュレーションの大きな高速グリーンですから、そこに行くまでにアドバンテージが必要となります。2つめはグリーン周り。オーガスタで、どのようなアプローチが必要なのかわかったつもりです。3つめは高速グリーンに対してのパッティングです。一昨年は、2日目に恐怖感が増してショートしてしまったので。

── アプローチの具体的なポイントというのは?
藤田 薄いライからでも、SWで転がさずに、いかに上げるか。バウンスをムダに使わず、いかにスピンをかけていけるかです。  

── そのために、取り組んでいることは?
藤田 自分自身の体のコンディションをしっかりと継続していくことです。1月8日にトレーニングを始めたばかりですが、イメージしたようにできています。あとはもう少し絞って、ケガがなければ大丈夫かと。

 ── クラブのセッティングなど変えることは?
藤田 先ほどの「ポイント1」を達成するため、ヤマハのインプレスシリーズを全部試していて、一番遠くに一番正確に飛ぶものを選んでいます。アイアンは球筋を考えて、シーズンでは投入しなかったマッスルバックを中心に考えてはいます。

── マスターズの目標は?
藤田 リポーターで、師匠(芹澤信雄)もいらっしゃいますので、最終日まで戦うことが最大の目標。でも、「来年の出場権を狙え」とも言われているので、16位以内を目指します。

 
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