週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/13号

2012/11/5更新

マクロイ、ナイキと
10年200億円のビッグ契約？

この２人が同じ契約になる？

　ローリー・マクロイが、来年からナイキと2億5千万ドル（約200億円）で10年契約するとの噂が……。これはマクロイの地元、アイリッシュタイムス紙で報道されたものだが、にわかに真実味を帯びてきたようだ。

　中国のBMWマスターズに出場しているマクロイ本人は、この話題に関して否定も肯定もしていない。

　もし根も葉のない噂なら言下に否定したかもしれないが、「欧州ツアー賞金王獲得のことで頭がいっぱいで、契約のことはマネジャーにまかせている」と答えたという。

　マクロイはアクシネットとの契約が今年末で切れる。ただ欧米Wツアーの賞金王を狙うマクロイにとって、契約より当面の賞金王争いに全力投球したい、というのも事実。

　米ツアーのほうは確定したものの、欧州ツアーは2位のジャスティン・ローズに約43万ユーロ（約4400万円）の差（10月22日現在）と迫られているからだ。

「ナイキが世界戦略として、金に糸目をつけずマクロイにアタックしたということでしょう。石川遼契約の噂もありましたが……。ナイキは01年に年間2000万ドルでタイガーと契約しました。10年間なら2億ドル。マクロイの金額2億5000万ドルも間尺に合いますね」とは用具ジャーナリストの河北俊正氏だ。

　ナイキジャパンには、マクロイのことについてはまだ何の連絡もないとのこと。

　ナイキでは総合契約が普通。もしこの契約が実現すればクラブはもちろん、頭から足元までスウィッシュロゴにつつまれたマクロイを見ることになる。