週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/3号
2012/6/25更新

キロスとワトニーが出したのは
アルバトロス? ダブルイーグル?


飛ばし屋として知られるアルバロ・キロス

 スペインの飛ばし屋、アルバロ・キロスはオリンピックC7番(288ヤード・パー4)で、ドライバーで打ったティショットをグリーンに乗せ、そのまま転がってカップイン。練習ラウンドながらアルバトロス(アホウドリ)達成だ。初日もニック・ワトニーが17番(522ヤード・パー5)でアルバトロスを出した。ホールインワンより出る確率が低いこのアホウドリ、でもダブルイーグル(双頭の鷲)という表現もあるような……。

「あそこは1オンを狙っていった。一緒に回ったカスタノとマッチプレーをしていて、あのショットで勝つことができたんだ」と、キロスは終始ご機嫌だった。

 今年はマスターズでもルーイー・ウェストハイゼンが最終日、2番パー4で達成。大会史上4人目の快挙だった。

 マスターズでの記念すべき1人目はジーン・サラゼンが1935年最終日の15番で達成。このときは皆、「ダブルイーグル」と呼んだ。いつからアルバトロスになったのか。

 米ツアーに詳しいゴルフジャーナリストの岩田禎夫氏は次のようなエピソードを明かしてくれた。

「たしか第1回だったと思いますが、ウォーカーカップ(英米のアマ対抗)で米国勢が2人もダブルイーグルを出したのです。米国ではダブルイーグルという呼び方しかなく、『2人もダブルイーグルが出た!』と米国側は狂喜乱舞。しかし英国側にはダブルイーグルという概念もなく、米国流に“双頭の鷲”というのも癪にさわる……。英国勢の誰かが半分揶揄して『アルバトロスのようだ』と、つぶやいたのが始まりとされています。バーディ、イーグルも皆、鳥です。双頭の鷲もそうですが、アホウドリは珍鳥だったので、珍しい、めったにない、にかけたのでしょう」

 日本では新井規矩雄、中嶋常幸(パー4)、伊沢利光、宮里優作、谷原秀人、谷口徹、女子では上田桃子、有村智恵(2回)が達成している。

 アルバトロスの出る確率はある調査によれば100万~200万ホールに1回といわれている。米国では年間約4万回のホールインワンが出るのに対し、アルバトロスは200回程度というから、難易度は歴然。“踊るアホウ”にも、“見るアホウ”にもめったになれないようだ。

 
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