週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/20号
2011/12/12更新

来年の出場権をかけた女の戦い。
最終QTで笑った人、泣いた人




 最終戦までに賞金ランキングでシード権を得られなかった女子プロたちが、来季の出場権をかけて挑んだ女子ファイナルQT(11月29日~12月2日、葛城GC)。注目選手のなかにも、涙あり、笑いあり……。

 プロ野球に新規参入が決まったDeNAの監督候補に挙がっている工藤公康の娘、遥加に注目が集まった。しかし、13オーバー81位に終わった遥加は出場試合がかなり制限される。来季ほぼ全試合に出場できるQTの順位は6オーバーの40位程度まで。遥加の場合、最多で8試合与えられる主催者推薦と、ステップアップツアー(下部ツアー)の優勝によって得られる4試合の出場権などで出場試合数を増やし、優勝するか、賞金を積み上げていくしかない。

 アマチュア優勝した野村敏京もファイナルに挑戦していた。優勝者には、優勝した翌週の試合から同年の最終戦までと翌年1年間のシードが得られるが、野村の場合はツアーメンバーでなかったために、来年は優勝した中京ブリヂストン(5月)までの試合にしか出られない。そこで残りの出場権を得るために、QTに参戦。10アンダー2位でほっとした表情を見せた。

 
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