週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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日本オープン。“派手パン”バーンズが
出られないのはドレスコード違反ではなく…

今さら走ってももう遅いのだ、バーンズくん！

　ANAオープンでツアー初優勝を飾ったカート・バーンズ。彼の名は忘れても、オーストラリア国旗をモチーフにしたド派手なパンツ姿を覚えている方は多いはず。そのバーンズが日本オープンに出場できないというのだが… …。

　日本オープンの出場資格にはここ1年の日本ツアー優勝者と明記されており、バーンズはその条件を満たしている。もちろん国内最高峰のメジャーなのだから、本人が出場を辞退するわけがない。だが出場者リストに名前がないのだ。

　その理由を日本オープンを主催する日本ゴルフ協会（以下JGA）に問い合わせると、意外な答えが返ってきた。さかのぼること、昨年の9月のアジアパシフィック・パナソニックオープン2日目。寝坊したせいか、バーンズはスタート時間にコースに現れず、失格になっている。事前に何らかの連絡があれば事情は違ったが、無断欠勤扱いになり、2011年のJGA主催競技への出場停止処分を受けた。そのため日本オープンに出場できなくなってしまったのだ。もっとも出場停止はあくまでもJGA関連の試合だけでJGTOの試合には出場が可能だ。

　元祖・派手パンで有名なジョン・デーリーは、ゴルフ界のお騒がせ男として、これまで数々の武勇伝を披露してきた。まさかバーンズは、本家デーリーのようなお騒がせ男だったのか。

　日本でプレーすることを勧めた同郷のブレンダン・ジョーンズは「破天荒でもなんでもない。いいヤツだよ」とバーンズを擁護。デーリーをまねるのはウェアだけにしてもらいたい。

　
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