週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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日本の国旗柄はない？ デーリーもどき
初Ｖバーンズのド派手な勝負“パーンツ”

オーストラリア柄のバーンズ。写真下は（左）ノルウェー国旗のデザイン、（右）こちらはカナダの国旗があしらわれている

　ＡＮＡオープンで初優勝を飾ったカート・バーンズ。最終日のド派手なパンツ姿は、かつて全英オープンでジョン・デーリーが見せた星条旗パンツ以来の衝撃だった。

　これまでもカラフルなパンツ姿を数々披露してきたバーンズにとって、ＡＮＡオープンは日本ツアー参戦２年目にしてつかんだ最終日最終組のビッグチャンス。というわけで、デーリーに倣い、母国オーストラリア国旗柄の勝負パンツの出番となった。

　デーリーの星条旗柄もバーンズの豪州バージョンも市販品で、米国のラウドマウスゴルフのもの。日本でも一部インポートショップなどですでに扱っていたが、今年になって国内代理店が始動。目にする機会が増えそうなアパレルブランドだ。

　パーマー、ニクラス全盛期の70年代モチーフのペイズリーやストライプ、チェック柄を大きさや色使いで現代風にアレンジしたデザインは、グラフィックデザイナーだった創業者によるもの。「どうしてゴルフパンツは地味なのしかないんだ？」と疑問に感じ、アニメキャラクターのウサギとアヒル柄のパンツを試作、コースに出てみたところ周囲に大ウケ。オリジナル柄を考案してブランドを立ち上げたのだという。

　欧米ではかなり知られた存在とはいえ、日本人が着るにはどうなの？　と思いきや、意外にもコアなファン層のリピート率が高い。どうやら一度履くと、はまるウェアのようである。パンツとのバランスを考えた、シンプルなシャツやレディスのプリント柄のスカート、アクセサリー類も揃っている。ちなみに、気になる国旗柄は現在、米・英・豪・カナダ・ノルウェーの５カ国だそうだ。

　
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