週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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遼がヤンを撃破できるか！
釜山でゴルフ日韓戦。

　世界のゴルフ界で吹き荒れる韓国パワー。そんな韓国と日本の男子プロ10人ずつが激突する対抗戦が7月1日から3日間、韓国の釜山で行われる。

　昨年9月に韓国の済州島で「現代キャピタル韓日対抗戦」として行われていた日韓の対抗戦は、7月1日から3日間、「ミリオンヤードカップ」と名を改め、釜山のチョンサンCCに舞台を移して開催される。ちなみに日本と韓国の各地を結ぶ距離の平均が約100万ヤードになることから名づけられたという。

　キャプテン青木功が率いる日本チームは、昨年の賞金ランク上位4人の藤田寛之、石川遼、池田勇太、松村道央と今季日本プロまでの賞金上位4人の河井博大、高山忠洋、近藤共弘、片山晋呉にキャプテン推薦の小田孔明、薗田峻輔の2人を加えた10人だ。

　迎え撃つ韓国勢は、72年に日本オープンを制したハン・ジャンサンをキャプテンに据え、世界ランクと韓国ポイントランクで選出された精鋭で構成されている。筆頭は全米プロ覇者のY・E・ヤン。以下キム・キョンテ、ベ・サンムン、キム・ドフン、キム・デヒュン、カン・キュンナム、チョイ・ホサンの8人に、キャプテン推薦でイ・スンホ、パク・サンヒュンの2人が加わる。

　競技はライダーカップやロイヤルトロフィと同様の形式で、初日はフォアサム5マッチ、2日目はフォアボール5マッチ、最終日はシングルス10マッチで行われ、合計20ポイントの争奪戦となる。昨年は、日本10・5ポイント、韓国9・5ポイントと僅差で日本チームが勝ったが、「彼らがこのまま黙っているはずがない」と藤田がいうように、激戦が予想される。

　
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