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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/1号
2011/1/24更新

アジアンツアーQスクールは日本人選手だらけ
なんと76人が出場

 アジアンツアーの今季の出場優先順位を争うQスクール(予選会)の1次予選がタイのホアヒンにある3つのゴルフ場で1月12~15日の4日間で開催された。最終予選は19日から行われ、4ラウンドを経て上位40位までの選手に今季の出場権が与えられる。

 今年のアジアンツアーのQスクール1次予選には、世界各地から308人の選手が参戦。なかでも最も人数が多かったのは日本人選手で、その数76人。

 同ツアーのQスクールの常連とも言っていい塚田好宣さえ、「僕も知らない顔の選手がたくさんいる」とびっくりするほどだ。ちなみに、2番目に人数が多かったのは、韓国の選手で59人。

 日本ツアーのシード選手は、1次を免除され最終から出場できるため、1次に“無名”が多いのは当然だが、かつてシードを持っていたり、アマチュア時代にそれなりの実績がある選手も少なくない。

 宇佐美祐樹、永野竜太郎、片岡大育、太田和桂介、中西直人らは、88年~89年生まれで、トップアマとして、いずれもJGAナショナルチームのメンバーだった選手たちだ。また、昨年“チーム遼”に加わった山形陵馬(20歳)も初挑戦している。

 1次から最終に進出できるのは、308人中61人。最終予選には昨シーズンのシード落ち選手や他ツアーのシード選手など約120人が出場し、上位40人に2011年シーズンの出場権が与えられる。日本からは矢野東、すし石垣、宮瀬博文、甲斐慎太郎、上井邦浩、谷昭範の6人がエントリーしている。

 アジアは日本より開幕が早く、実戦感覚を磨く場として参戦する選手も多いが、今季はミャンマーオープンが延期されるなどで、日本の開幕前に出られるのはわずか1試合だけだ。それでも、少しでも戦いの場を確保しておこうと狭き門に挑戦するのは、日本人選手の危機感の表れであろう。

 
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