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週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/9・16号
2006/5/1更新
全米プロは7561ヤード。女子ツアーはイーグル争い
「パワーゴルフ」に圧倒される丸山、宮里の今後

 米女子ツアーの武富士クラシック最終日で、66のスコアをマークし、6位タイに入賞した宮里藍。ようやくのベスト10入りだったが、優勝したロレーナ・オチョアとは8打差。オチョアは米女子の「パワーゴルフ」を印象づけた勝ち方だった。


朗報はいつ?

 初めてのコースでラウンドするハンディとともに、今の宮里にとって足りないものは、あと少しの飛距離かもしれない。武富士で優勝したオチョアは初日、パー5で2つのイーグルを出して波に乗り、そのまま逃げきってしまった。

 考えてみれば、この前々週のナビスコでもオチョアは、最終18番のパー5で2オンさせてイーグルを奪い、先にホールアウトしたカリー・ウェブとのプレーオフに持ち込んでいる(勝ったのはウェブ)

 ミッシェル・ウィを代表選手として、ここ最近の女子ツアーでは、パワープレーヤーが目立ってきた。

 先に例に挙げたオチョアの場合、今年の平均飛距離は276ヤードで、ランキング7位。昨年は6位だったが、平均飛距離は261ヤードだったので、今年は15ヤードも伸ばしているにも関わらず順位を下げた。

 もっと分かりやすい例が、アニカ・ソレンスタム。昨年は平均飛距離263ヤードでランキング3位タイだったのが、今年は1ヤード飛距離を伸ばして264ヤードとなっているにも関わらず、ランキングを15位も落として18位に下がった。

 それだけ女子プロたちのドライバーの飛距離が、大きく伸びているわけだ。

 一方、日本人選手は諸見里しのぶが263ヤードの19位と健闘しているものの、宮里は247.2ヤードでランキング93位タイと、飛距離面ではかなり苦しい。

 これから米女子ツアーの舞台は東海岸に移り、飛距離よりもコントロール性が重視されるコースが多くなるので、宮里にとってもチャンスは増えてくるだろう。しかし、女子の世界もパワーヒッター全盛の時代になりつつあることは、間違いないようだ。

 そうしたなかで宮里は、「自分のゴルフをするだけです。自分の長所を伸ばしてゆきたい」と語っていることは、注目に値する。

 多くの非力なプレーヤーたちが、飛距離を伸ばそうとしてスウィングを改造したり、筋力トレーニングをしたりして、かえって自分のスウィングを見失ったり壊したりすることが多いだけに、自分をよく知っている宮里には、こうした心配はないはずだ。

 一方、男子ツアーで飛距離に苦しんでいるのが、丸山茂樹だろう。米男子ツアーの場合はドライバーの飛距離に加え、アイアンを高い弾道で、どれだけ飛ばして止められるかも重要なポイントになる。それでもコースはどんどん改造され、ヤーデージは伸びるばかり。

 すでに米ツアーで3勝している丸山にとって、次の目標はメジャー獲りだろう。しかし今年の残り3つのメジャーの中で、8月に開催される全米プロのメダイナCCは、なんと7561ヤードというモンスターコースになる。過去最長のコースは一昨年の全米プロで、7536ヤードのウィストリングストレイツだった。

「ドライバーとロングアイアンでも2打で届かないパー4がある」と丸山は語っていたが、それよりもメダイナは25ヤード長くなっている。となれば、どうも最近調子が今ひとつの丸山には、かなり厳しい戦いが強いられるだろう。

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