話題の2人がシニアメジャーワンツー。不平不満がまたも!?
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2017/08/08号
2017/08/07更新

話題の2人がシニアメジャーワンツー。
不平不満がまたも!?

 米チャンピオンズツアーのメジャー、シニアプレーヤーズ選手権はスコット・マッキャロンがV。アンカリング問題でベルンハルト・ランガーとともに騒がれている選手だが……。

 シニアプレーヤーズは、奇しくもマッキャロンとランガーという長尺パターの使い手2人の優勝争いに。もちろん、パッティングだけで試合は決しない。この試合ではパー3の17番までランガーが1打リードしていたのだが、ランガーがまさかの池ポチャダボ。一方のマッキャロンはショットが冴え、6バーディ、ノーボギーで回り逆転優勝。実はこの2人、5月に開催されたもう一つのメジャー、全米プロシニアでも優勝争い。このときはランガーが逆転優勝し、マッキャロンとワンツーフィニッシュ。シニアプレーヤーズ終了時の賞金ランキングも、1位がランガーで2位がマッキャロン。

 USGAが「プレーヤーの誰かがルールを犯したという証拠はない」とコメントを出し、2人の"アンカリング疑惑"は収束したかに思われたが、ここまで強いと他の選手からやっかみ半分の文句が出るのもむべなるかな。今後は、ジョン・デーリーが語っていたように、ロングパターそのものを規制する方向に動く可能性もありそうというのがもっぱらの見方。これからロングパターの論議を始め、猶予期間を設けて禁止するとしたら、59歳のランガーはもちろん、52歳のマッキャロンもプレーを続けているかわからない。ロングパターを使う有力選手がいなくなれば、禁止するのも簡単だからだ。

 いずれにせよ、この問題はしばらく決着しないかもしれない。

 
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