週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 12/3

2013/11/26更新

使えば即勝てる！
勇太とテレサの“？” パター

　マイナビＡＢＣで復活優勝を遂げた池田勇太。勝利を呼び込んだのは、その週から投入したオデッセイの新パター。ミズノクラシックで勝ったテレサ・ルー、米男子で優勝したＣ・カークも使っていた。「？？？」に包まれたその正体は？

「？」だらけでも強い！

　池田は一昨年のサンクロレラで優勝したときも、新パター（オデッセイ「ホワイトダマスカス」）の実戦１試合目だった。ツアー屈指の感覚派だが、ピンと来るものがあれば新しいモデルにも違和感がないようだ。今回の勝利で「勇太がパターを変えたら、その週、優勝する」というジンクスが生まれるかもしれない。

　この新パターは、来年発売予定だが、モデル名などは公表されておらず、それを示すかのようにソール面には「？」マークが多数刻印されている。個性的なデザインだが、発売時にはここにモデル名が刻印される予定。軟鉄鍛造削り出しヘッドに、同社の「メタルＸ」パターに採用されている楕円形のテクスチャーパターンが施され、ボールに喰いつくような打感が特徴だという。

　池田とカークはピン型の「＃１」を、テレサはツノ型の「＃７」を使い大願成就した。〝はてなマーク〟はついているものの、その実力にはすでに〝はてな〟はなくなったといえよう。ツアー終盤戦に使用者が増えそうな気配だ。