週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

週刊ゴルフダイジェスト 11/26

2013/11/19更新

体のサイズとヘッドスピードで
最大飛距離がわかるサービスが登場

　自分の潜在的な最大飛距離はどのくらいなのか。誰もが気になるこの数値が、４つのデータを入力するだけで簡単にわかるウェブサービスが登場した。

「ビッグドライブアナライザー」というこのサービス（ http://golf.bigdrivellc.com/）。①両腕を広げた長さ、②体重、③利き腕の手のひらの縦の長さ、④ヘッドスピードの４つを入力するだけで、自分の最大飛距離と弾道がグラフ化されて画面上に出てくる。

　この４つの数字でなぜ最大飛距離がわかるのか？　ビッグドライブ社の左和紀代表に聞くと「腕、手のひらの長さなどを元にスウィングの半径を、さらに体重の12％とされる腕の重量などを算出し、それらを独自の計算式に当てこむことで算出できる」という。　

　物は試しと、実際に編集部でデータを入力してみた。用意したデータは横峯さくら、小林正則のツアープロ２人に加え、ドラコンプロの南出仁寛、雑巾王子こと武市悦宏の４人。結果は、さくら２３０ヤード、小林２９０ヤード、南出４３７ヤード、武市３０５ヤード（すべてキャリーの数字）。たとえば南出は先日の世界ドラコンで４３２ヤードを記録しており、これに近い数字だった。ただ、さくらは以前２６０ヤード以上飛ばしていたし、小林は今季の平均飛距離が２８８ヤード。ランも含む数字のため一概に比較できないが最大飛距離はもっとあってもよさそう。

　とはいえ、飛距離にバラつきの大きいアマチュアにはじゅうぶん参考になり得るだろう。料金は１回３００円とお手軽。試す価値ありだ。