週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 11/26
2013/11/19更新

勝ってるプロほど開発に口を挟む?
シューズの話です

 クラブの開発にプロゴルファーが関わることは以前からあったが、最近はシューズにもプロの意見が反映されている。


NIKE FI IMPACT

 米女子ツアーで賞金女王争いをするスーザン・ペターセン。自身が開発に関わったシューズ「NIKE FI IMPACT」を、今年の4月のLPGAロッテ選手権で履くと即優勝し、その後も3勝を挙げるなど絶好調だ。ペターセンからの要望は「地面を感じ、つかめること。スムーズにスウィングでき、なおかつパワーを生み出せること」。同モデルは「ソールの屈曲性を高めて足裏の自然な動きを実現。さらに固定式スパイクを採用し裸足感覚に近い履き心地を実現しました」(ナイキ広報部)。

 ナイキといえば、昨年ヒットしたシューズ「TW'13」はタイガーが企画の段階から関与。同社のランニングシューズ「FREE」を履いているタイガーが「同様の機能のゴルフシューズが作れないか?」と発案し実現したものだ。

 ランニングシューズで人気を誇るアシックスも、契約プロからの感想・要望を重視した商品開発を行っている。  

 片山晋呉は、スパイクには「フィット感と足への負担の軽減、疲れにくさ」などを求め、比嘉真美子は「フィット感やショット時の安定感」を重視している。さらに北田瑠衣は「いま履いているモデルはデザインから参加させてもらい『機能的でオシャレなシューズ』という希望どおりの形にしていただいた」と話す。機能性に加え、おしゃれにもこだわるのは、やはり女子プロならではか。

 アシックスは今春、ダンロップスポーツとシューズ分野の業務提携を発表、来春から両社が結束した新製品が展開される。プロの足元に注目だ。


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